サーカスな日々

サーカスが好きだ。舞台もそうだが、楽屋裏の真剣な喧騒が好きだ。日常もまたサーカスでありその楽屋裏もまことに興味深い。

GLA信奉/佐藤正忠(「経済界」主幹)/85歳

2013年08月20日 | 毎日がメメント・モリ

<訃報>佐藤正忠さん85歳=雑誌「経済界」主幹

毎日新聞 8月20日(火)18時2分配信

 佐藤正忠さん85歳(さとう・せいちゅう=雑誌「経済界」主幹)17日、肺炎のため死去。葬儀は近親者のみで営む。社葬は9月26日午前11時、東京都港区南青山の青山葬儀所。喪主は妻美恵子(みえこ)さん。

「経済界」や「財界」などの経営者インタヴュー雑誌の創刊は古い。
「経済界」の創刊は1964年である。
同じような経済誌は星の数ほど現れたが、ほとんどが総会屋系雑誌と言われるものである。
学生運動華やかなりし頃は、中身はギンギンの左翼雑誌、実体は総会屋雑誌と言われるものがいくつもあった。

「経済界」はそういう多くの経済誌の中で、ブランドになりえたわけだから、これは創業者の佐藤正忠の手腕と言うべきか。
その後、本人は体調のこともあり、社主となり、後任社長は娘の有美が引き継いだ。
僕はほとんど「経済界」は読まない。
同じく異業種交流会の「経済人倶楽部」も誘われたことはあるが、行ったことはない。

「経済界大賞」ももう40年近く続いているが、まあ当たり前すぎて面白くないが、文句のいいようもない受賞者の人選ではある。
最近では、「金の卵発掘プロジェクト」と称して、それなりの審査員を立て、起業家発掘をしている。
これもまた佐藤財団の活動としても、ケチのつけようもない。

けれど、僕たちの間では、佐藤正忠といえば、新興宗教のひとつであるGLAの高橋信次の信奉者であった。その娘の高橋圭子にもずいぶん肩入れをしている。
GLAから分かれた分派もいくつかあるが(オーム真理教も影響を受けている)、僕は昔、ある縁で高橋圭子の講演会に引っ張っていかれて、そのあと彼女と1時間ほどしゃべったことがある。
もちろん、彼女の「真理」に関して、僕は哲学や心理学をいい加減にしゃべってケムに巻いたのだったが。

教団としてはなんらか利用価値を僕に直感したのかもしれない。
その後、信者から矢のような誘いがあったが、僕はいっさい応じなかった。

そんなことなどを思い出してしまった・・・合掌!



 


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