サーカスな日々

サーカスが好きだ。舞台もそうだが、楽屋裏の真剣な喧騒が好きだ。日常もまたサーカスでありその楽屋裏もまことに興味深い。

396日目「ネコライオン 岩合光昭写真展(東京都写真美術館)」恵比寿

2013年10月01日 | 姪っ子メグとお出かけ

姪っ子メグ おじさん、このところフェイスブックでよく食べたラーメンアップしてるじゃん。
キミオン叔父 はは、食べたものなんかアップするのは恥ずかしいぞ!なんて言ってたのにねぇ。たまに、独り酒で呑み屋にいますよ、なんて程度だったのに。フェイスブックのグループでね、ラーメン部というのがあって、ちょっと知り合いがいたから入ってみたの。人のを見ながら、ああ、あそこで食べた、ここも食べたなんて頷いているうちに、ちょっとアップし始めたの(笑)
まあ、でもおじさんとも、たくさんラーメンも食べたよねぇ。ここ恵比寿では最近はどこ行くの?
いま、プロジェクトルームがガーデンプレイス側の出口の方だから、なるべくそっちの方かな?
じゃあ、最近の恵比寿ラーメンベスト5はなーに?
一位はね、これはもう恵比寿に住んで30年になるけどさ、代官山の手前駒沢通りの「ラーメン山田」。ここ味噌も塩も醤油もカレー味もみんな好き。で、それより好きなのがトンカツとチャーハン。時々、チャーハンは持ち帰りするんだよ。
何回か連れて行ってもらったけど、たしか土日月休みで、昼間も開いてるの2時間ぐらいでしょ。地元民の特権よね。
二位は、KAMUKURAかな。アトレ恵比寿にあるやつ。ここは大阪で何回か行ったけど。チェーン店だけど、スタッフが20人ぐらいいるんじゃないかな。白菜が刻み込んで、スープにドーンと入ってる。不思議な癖があって、まあ麻薬系だな。
 チャーシューが結構、おいしいよね。
三位は、三田製麺所。ここも最近あちこちに出てるつけめん専門店だけどね。麺を特盛りでトッピングも全部のせ(笑)。四位は、麺酒場框かな、ここはお酒も飲めて最後に麺で締めるのにいいな。五位はえーと「札幌ラーメン純蓮」かな。ここも駅のすぐ近く。
恵比寿には、九十九とんこつ、光麺、AFURI, よってこや、香月、麺屋ZERO1、おおぜき中華そば、しお貫、博多一風堂とか、とにかくたくさんあるけどね。おじさん、いつもまだ特盛り派だしなぁ。



さーて、東京都写真美術館は、岩合光昭の「ネコライオン」。これはもうわかってるけど、楽しいね。写真集も見てるけど、やっぱ大きく引き伸ばしてあると迫力が違うよね。
岩合さんはあちこちで見に行ってるけど、「ネコは小さなライオンだ、ライオンは大きなネコだ」って名言吐いてるね。今日は200点弱あったけど、すべて、ネコとライオンを同じような切り口で並べている。やっぱ、ネコ科だから同じジャンというものもあるし、仕種は同じだけどまったく違うねというものと。
NHKのBSプレミアムで、『岩合光昭の世界ネコ歩き』という番組やってるじゃない。あたし、あれ、一番癒される番組よ。
そうだねぇ。いつものカメラじゃなくてビデオカメラ持ってるのね。岩合さんは、特別なネコVTRカメラだと言ってるけど。なんだろうねぇ。岩合さんがゆったり歩いていると、ネコは不思議と警戒しないんだよなぁ。オレなんかがそーと近づいても、すぐ逃げちゃうけどさ。
これ、ポスター写真が面白いよね。ネコとライオンを半分づつ合わせている。ライオンはタンザニアの自然保護区、ネコはオーストラリアで撮影したもの。似ているようで似ていない、似ていないようで似ている、という展示会コンセプトがまさにそのまま表現されているというか。
前も、ちょっとレヴューに書いたことあるけどさ、光昭さんの親父さんが岩合徳光さんといって、僕らはこども向け動物図鑑でお世話になった人なの。動物写真の草分け的専門家でさ。で、その親父さんが光昭さんが大学生の時、強引にガラパゴスに連れて行って、レイチェル・カーソンの「われらをめぐる海」という本を与えるわけ。で光昭さんはそれに刺激を受けたのか、撮った写真が『海からの手紙』という写真集になって、なんと木村伊兵衛賞をとっちゃうんだものねぇ。
でもさ、やっぱ岩合さんの飄々としてるところいいなぁ。もちろん野生生物の写真なんかでは撮影もすごくハードなんだろうけど、すぐ生物の顔の高さに自分の頭を持っていくのね。ネコもそうだけどさ。あたしは天体写真ばかりだけど、たまには生物も撮ろうかしらねぇ。 

kimion20002000の関連レヴュー

父子の相克/岩合徳光(動物写真家)/91歳
 

岩合光昭写真展(たばこと塩の博物館)」 


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