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サーカスな日々

サーカスが好きだ。舞台もそうだが、楽屋裏の真剣な喧騒が好きだ。日常もまたサーカスでありその楽屋裏もまことに興味深い。

日本一/佐藤博(ミュージシャン)/65歳

2012年10月27日 | 毎日がメメント・モリ

ドリカム・中村正人、師匠・佐藤博さんの急死に悲痛…いまだ信じられず

シネマトゥデイ 10月27日(土)14時6分配信

 Dreams Come Trueの中村正人が、同グループの音楽監督を務めたこともあるキーボード奏者・佐藤博さんの訃報を受けて、追悼コメントをオフィシャルブログで発表した。「いつもやさしくて、にこにこ話しかけてくれて、音楽が大好きで、音楽に誠実で、自分の音楽にこだわり抜いて」とその早すぎる死を悼んでいる。


 中村は27日付のブログで、26日夜のライブ終了後に訃報に触れたことを明かすと、「佐藤さんは、演奏者に留まらず、シンガーとしても、作家としても、アレンジャーとしても、プログラマー、エンジニアとしても、日本の音楽界を常にリードし、牽引してきたひとでした。それらの全ては独学であり、そんな理由から、僕にとっては、その存在は特別であり、学生の頃からのあこがれのひとであり、勝手に師匠だと思ってきたひとでした」とつづった。

 ここ数日は「ああ、ツアーも始まったし、博さんに電話しなくちゃ」と思っていたという矢先の訃報。「これを書いていながら、ほんとは、全然信じられません。『マサくん、今度NEW YORK行ったとき、マスタリングの機材、写真撮ってきてよ』なんて、電話がかかってくるような気がします」と心境を吐露し、「博さん、ウソだよね。死んじゃったなんて、ウソだよね」という言葉で同記事を締めくくっている。

 佐藤さんは、ドリカムが開催している大規模ライブイベント「DREAMS COME TRUE WONDERLAND 2007年」に音楽監督、そしてキーボードとして参加。中村はそのときのことを「素晴らしい生ピアノの演奏を披露してくれた」と振り返っている。(編集部・福田麗)

日本の打ち込み技術のあるいはシンセ技術の最高峰の一人を知っている。
その人に、誰が一番でしょう?と失礼ながらお聞きした時に、すぐに佐藤博さんの名前が出てきた。
日本の音楽界の人々にとって、佐藤博は絶賛と言うものでは片付けられないほどリスペクトされている。
山下達郎は「日本最高のピアニスト」といい、大滝詠一は「ラグタイム(ピアノ)ならば日本一」と言っている。
初期は70年代前半、大阪や京都のブルースバンドやフォークバンドにセッション参加していた。
たぶん、京都のブルースカフェなどのライブで僕は何度も聴いているはずだ。

何年か前に青山テルマの「そばにいるね」が大ヒットした。とてもいい曲だ。この曲のサウンドづくりはたぶん佐藤さんじゃないかと思ったら、案の定だった。
この曲で、その年のレコ大の優秀作品賞を受賞した。

こういう人が長くにわたって、日本の音楽シーンを切り開いてきた。彼に影響された子どもたちのいつまでも遥かなる「師」であり続けるだろう・・・合掌!
 


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