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映画「愛と誠」(1974年)のヒロイン役で知られた元女優の早乙女愛(さおとめ・あい、本名瀬戸口さとみ=せとぐち・さとみ)さんが20日午前3時51分(現地時間)、多臓器不全のため米国シアトルで死去した。51歳だった。鹿児島県出身。葬儀は近親者で済ませた。
人気劇画「愛と誠」の映画版のヒロインに一般公募で選ばれ、役名と同じ芸名でデビュー。テレビ、舞台でも活躍した。代表作に映画「北の蛍」「逃走地図」「女猫」、ドラマ「新ハングマン」などがある。
関係者によると、出産を機に女優業を引退し、8年前からシアトルで暮らしていた。
『愛と誠』が「少年マガジン」で連載が始まったのが、1974年。
あの梶原一騎の意表をついた純愛漫画である。作画は、ながやす巧。
さすがに僕も大学生であったので、主人公である太賀誠の恋のライバルで優等生の岩清水の「君のためなら死ねる」という名セリフも、恥ずかしくはなっていたが、毎号連載を読んでいた。
この作品の映画化で早乙女愛役でオーディションがかけられ、四万人の応募の中から選ばれたのが、瀬戸口さとみ、劇画のヒロインの名前を役者名とした。
映画は、よく覚えている。誠に西条秀樹、岩清水役は仲雅美。後の、続編と完結編では、誠役は変わったが、愛役はもちろん早乙女愛である。
テレビ版では、愛役を池上季美子が演じていた。
とにかく、早乙女愛のセーラー服姿は、多くの男の子たちにため息を付かせた。
その清純な役柄の早乙女愛が十年後、ヌード写真集を出し、日活ロマンポルノに出演し、唖然とさせた。
大学からの友人の演出家Tは、梶原一騎の17回忌の追悼公演で、「愛と誠」の公演を行った。
その頃の時代を共有した僕たちの中では、「愛と誠」はひとつの記号であった・・・合掌!
人気劇画「愛と誠」の映画版のヒロインに一般公募で選ばれ、役名と同じ芸名でデビュー。テレビ、舞台でも活躍した。代表作に映画「北の蛍」「逃走地図」「女猫」、ドラマ「新ハングマン」などがある。
関係者によると、出産を機に女優業を引退し、8年前からシアトルで暮らしていた。
『愛と誠』が「少年マガジン」で連載が始まったのが、1974年。
あの梶原一騎の意表をついた純愛漫画である。作画は、ながやす巧。
さすがに僕も大学生であったので、主人公である太賀誠の恋のライバルで優等生の岩清水の「君のためなら死ねる」という名セリフも、恥ずかしくはなっていたが、毎号連載を読んでいた。
この作品の映画化で早乙女愛役でオーディションがかけられ、四万人の応募の中から選ばれたのが、瀬戸口さとみ、劇画のヒロインの名前を役者名とした。
映画は、よく覚えている。誠に西条秀樹、岩清水役は仲雅美。後の、続編と完結編では、誠役は変わったが、愛役はもちろん早乙女愛である。
テレビ版では、愛役を池上季美子が演じていた。
とにかく、早乙女愛のセーラー服姿は、多くの男の子たちにため息を付かせた。
その清純な役柄の早乙女愛が十年後、ヌード写真集を出し、日活ロマンポルノに出演し、唖然とさせた。
大学からの友人の演出家Tは、梶原一騎の17回忌の追悼公演で、「愛と誠」の公演を行った。
その頃の時代を共有した僕たちの中では、「愛と誠」はひとつの記号であった・・・合掌!