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喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

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2011-11-11 | ブログ
 四国最西端の伊方町立三崎中学校は、東日本大震災の被災地である宮城県気仙沼市の大谷(おおや)中学校を支援しています。その取組の名は、「大谷中学校 絆プロジェクト」。

 これまでに折り鶴を折ったり、応援メッセージを書いて送ったりしました。
今日は、11月11日。3・11から8ヶ月が経ちました。
三崎中学校では、今もあの悲惨な震災への意識が薄くならないように「自分には何ができるか。」を考え続けています。



 そこで今回は、支援に対して同じ気持ちを持たれた地域の人たちと連携し、
10月下旬に掘った特産品のサツマイモ約160㎏を大谷中学校に送ることにしています。

 11月13日(日)に三崎中学校の文化祭があるので、
その時にこのサツマイモや活動の写真を展示したり、
送料としてあてるためにサツマイモを販売したりします。

 またサツマイモを入れるためのビニール袋に応援メッセージを書いたり、
折り鶴を折ったりするコーナーも設け、来校者にも支援に参加してもらいたいと思っています。

 発送は、11月18日(金)を予定しています。

 どんなに小さくてもいい。
自分にできることをすればいいと思っています。
 これは、佐田岬の先人たちが示してくれた姿です。

              岬人 
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田舎娘の成長

2011-11-09 | ブログ


 双子の娘たちは誕生日を迎え、11歳をスタートしました。
昨日は、たくさんの方からメールなどをとおしてお祝いメッセージをいただき、
とっても幸せな気持ちでした。

 思いおこせば、11年前。
妻は、妊娠の兆候があったため病院に診察に行きました。
とても気になっていた私は、帰るとすぐに
「どうやった?」
と聞きました。

 すると妻はあまりうかない表情。
「あー、勘違いやったのか。」
と思いきや、次に妻の口から出た言葉は、
「双子やったんよ。」
「えーっ!」
私は、驚いたのと、うれしいのとで、あの時のことは忘れることができません。
 それとは逆に妻としては、心配なことが大きかったのでしょう。

 それから妻のお腹も日に日に大きくなり、
出産は、自然に産むことができ、2人合わせて何と6300グラム!
 生まれてからの子育てもたいへんでした。
特に妻は、そうとうたいへんだったため、今でも娘たちはお母さんが大好き。

 娘たちには、時々そんな昔の話をしてあげます。
すると娘たちの口から
「お母さん、お父さん、生んでくれてありがとう。」
「そうよな。誕生日って、祝ってもらうというよりも、
お父さんお母さんにありがとうと伝える日かもな。」

 昨夜、帰るといつも忘れがちな家事分担をしっかりとこなしていました。
「お風呂と掃除機かけ、忘れんとしたよ。」

 子どもっていいものですね。

               岬人
 
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田舎の誕生会

2011-11-07 | ブログ


 今日、11月7日は双子の娘たち、ひかるとさやかの11歳の誕生日。
みんなで祝おうと、いつもより早く帰った。
田舎ではそんなゆうづうがきく。

 帰ってみると、大好きな田村菓子舗のケーキが用意されていた。
そして店長のよっくんから、すてきなメッセージまで添えられていた。
あたたかい。



 さやかが、「じいちゃんとばあちゃんと洋海兄ちゃんを呼んでくる。」
と言って呼びに行った。
家族8人全員そろっての誕生会。



 ろうそくに灯がともり、
ハッピーバースデーの歌を歌う。
 終わると、2人そろってろうそくを吹き消す。
「フー。フッ、フッ。」



 小さなできごとだけども、大きな幸せを感じる。
みんな今日のこの日を忘れないんだろうなー。

 


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宇和海の朝日

2011-11-07 | ブログ


 今朝、1週間喜久家に来てくれていたちーやんが出発しました。
父と一緒に、見送りのため、いつもの神崎口へ行きました。

 見送った後7時前。
宇和海に上る朝日がとてもきれいでした。
力が湧いてきます。

 今日もがんばろう。

              岬人
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愛媛県中学校新人総体 ソフトテニス女子3回戦

2011-11-05 | ブログ
 初戦である2回戦を圧勝で勝ち進んだ中島・大岩組。
午後1時過ぎに早くも3回戦がまわってきた。
対戦相手は、県内常勝チームの勝山中学校のペア。

 それは子どもたちの戦いでもあり、指導者の私自身の戦いでもある。
というのは、指導者としてさらにすばらしい指導者をめざしたいからだ。
 でもそれは、試合に勝てばすべていいということではない。
勝つチームをつくるという前に、魅力的なチームをつくるということが
私たち中学校の指導者の使命だと思っている。
「テニスを通して魅力的な人に導いていく。
人間力豊かな人に導いていく。」
ことが最も大切なことだと考えている。
 
 三崎中学校の選手たちは、負けることの方が多い。
でも負けて学ぶことは多くある。
その気持ちさえあれば、人生すべてが成長につながる。
そんな指導者をめざしたい。

 だから三崎中学校ソフトテニス部では、
負けたからといって子どもたちを、お互いをくさしたりはしない。
逆に勝ったからといって横着な天狗にさせたりもしない。

 あとは、結果がだせればもうしぶんないのだが。
それは私の大きな課題だ。常に指導者として学び続けなければいけない。
 そんな目で見るとすばらしい指導者がおられた。
今治美須賀中学校の越智先生?
ベンチでの態度などをみてもバランスのとれたすばらしい指導者だと感じた。

 さて、試合の方は、やはりレベルが高かった。
勝山中学校のペアは、テニスというものを良く知っていた。
いつ、どこを、どんなふうに攻めればいいのか。
 中島・大岩組にとっては、初めてのスタイル。
相手後衛を走らせ得点パターンをつくろうとする中島。
でもそのボールを逆にふりかえされ、形勢逆転。
つなぐことで精一杯になったところを、強いシュートボールで攻めこまれる。
良く対応するが、微妙なずれがわずかなオーバーミスとなる。

 大岩も先ほどの試合のようにはなかなか動きがとれない。
相手は、ボールを手前まで引き込んで打つため、動くタイミングがとりづらいのだ。
浅く入った至近距離からのボールは、容赦なく前衛をねらってアタックされる。

 それでも2人は、よくねばり得点もしていく。
だが相手は、ポイントどころは絶対に逃さず、ゲームをとっていく。
結果は、0-4。

 ベンチに引き上げてきた2人の顔にはその悔しさがにじみでていた。
でも同時に新たな力も感じられた。
これからまだまだどんどん成長していく2人だと強く感じた。

 「たかがソフトテニス。されどソフトテニス。」
 私たちは、ソフトテニスを通して、これからの人生の礎を1つ1つ積み上げていく。
ふるさとの先人たちが、長い年月をかけて積み上げたふるさとの石垣のように。
 再びこの県大会の場に立つことを誓う。

 Yes, we can. 

            岬人
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愛媛県中学校新人総体 ソフトテニス女子2回戦

2011-11-05 | ブログ
 三崎中学校中島・大岩組いよいよ2回戦が始まった。
2人の表情を見る限り、迷いは感じられず、
「早く試合がしたい。」
といった感じさえ伝わってきた。
しっかりとした心と体の準備ができたのだろう。
 大切なのは、出だし。

 サービスゲーム、中島からのサーブ。
ファーストサーブのバックカットがしっかりと入った。
 伸びのあるストローク、足からでるボレー、そして弾む声。
8つあるコートの中で最も中学生らしい試合だった。
 1ゲームを取り、ベンチに戻ってきた2人には勢いがあった。
「いい試合だ。この調子。」
私のアドバイスは、これだけで良かった。
他の言葉は要らなかった。

 コート外の後ろでは、中島・大岩さんの家族や親戚が応援に来られていた。
おじいちゃん、おばあちゃんも。
さぞ孫の姿はたのもしく、うれしかったことだろう。
 子どもたちのがんばる姿は、周りや地域を明るく元気にする。
家庭や地域における子どもたちの大きな役割だと思う。

 試合は、ミスのないとてもいい調子で進んでいった。
相手につけいる隙を与えなかった。
 結果は、4-0で圧勝。

 負けた大三島中学校のペアが、中島・大岩組から何かを感じ、
これからの成長につなげてほしいと願いながら、試合終了の礼をベンチから行った。
また対戦したい大三島中学校のペアだった。
 私たちは、四国最西端で日本一細長い佐田岬半島の田舎の中学生。
大三島中学校は、瀬戸内に浮かぶ島の田舎の中学生。
似たところがある。
がんばろう、田舎者。
社会を変える、時代を変えるのは、まちがいなく地方からだ。
そして若者たちだ。

 中島・大岩組は、大きな自信を手にして3回戦、ベスト16に挑戦する。

 

 
 
 
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愛媛県新人総体にむけて

2011-11-05 | ブログ
 昨日、西条市東予運動公園でソフトテニス女子の県新人大会が行われた。
八幡浜・西宇和地区で優勝した三崎中学校の中島・大岩組が1回戦不戦勝で2回戦からの登場。
全部で84組の出場があり、試合開始は12時半になった。

 9時30分に公式練習を終え、開会式。
県内各地区を勝ち抜いてきた精鋭たちが勢ぞろい。
会場のムードは高まり、10時から8コートで一斉に試合開始。

 中島・大岩組は、2時間30分後だったため、まずミーティングを行った。
それぞれがノートを持ち、①試合に向けて意識すること5つを書き出す。
それをお互いが見比べ確認。
すると3つまでが同じものがあった。
 ・あせらずにプレーする。
 ・弱気にならずしっかりと打つ。
 ・ていねいなプレーをする。
次に、②5つのなかで優先順位をつける。
すると2つが上位で同じだった。
 ・アップをしっかりとする。
 ・あせらずにプレーする。

 このミーティングをとおして2人の気持ちの確認ができた。
試合までに意識して行うことや、試合中に大切にすることがお互いに確認できた。
したがって試合が始まるまでに、2人は自分たちでしっかりとした心と体の準備をしていった。

素直な気持ちだからこそできたことだと思う。
これこそ、三崎(岬)の子どもたちの良さ。強み。

 対戦相手は、1回戦を勝ちぬいてきた大三島中学校。
いよいよ試合開始。

 
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愛媛県中学校新人総体にのぞむ 

2011-11-03 | ブログ
 八幡浜・西宇和地区大会で個人優勝した三崎中学校の中島・大岩組。
明日の県大会をひかえ、今日から現地入り。

 会場は、西条市東予運動公園テニスコート。
明日10時から競技開始で、出番は2回戦12時過ぎくらい。

 今日4時前くらいに大会となる会場を下見に行った。
コート外の広さ、周りの状況などを見て、
試合のイメージをとった。

 知り合いのアルピニスト谷口桂さんが、
ヒマラヤなどの高峰を登るとき、何日も前から現地入りして、
その山の雰囲気を感じ、とけこむと言われていた。
 頂点を征服するという気持ちではなく、
山におじゃまさせてもらう。
すばらしさを感じさせてもらう気持ちになるらしい。

 中島・大岩もリラックスした気持ちで明日をむかえようとしている。
初めての県大会の経験だが、いろんなことを感じてほしい。

 まもなく夜10時、就寝の時間。
すてきな夢を見ることだろう。
 
 田舎者には、夢がある。

                     岬人
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三崎人権の集い

2011-11-03 | ブログ
 今年も残すところあと2ヶ月。
早いものです。
年の瀬に向けて行事がめじろおし。

 三崎地域では、毎年人権の集いをしています。
伊方町が主催ですが、三崎中学校も共催ということで企画やら運営やらを
できるだけ中学生にも参画してもらっています。

 今年は、「猿まわし」とそれにまつわるお話しをします。
山口県の「猿舞座」代表 村崎修二さん親子と猿が来てくれます。
とってもおもしろいものになりそうです。

 さらに真剣に考える場面もあります。
 実はこの猿まわし芸は、1000年もの歴史があり、
被差別の伝統芸能だったものです。
 これについては、今とっても注目されている民俗学者、故宮本常一が
調査しており、大きく関わっています。
とっても興味深いものがあります。

 日時は、11月24日(木)14:15~15:30
 場所は、伊方町三崎小中学校体育館
 
 ぜひ足を運んでいただき、一緒に楽しみ、考えていきたいものです。
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平礒の消防団

2011-11-01 | 喜久家の情報
 今日は、月に1度の消防点検の日。
万が一に備え、万全な消防活動をするために、
さまざまな道具の点検をしている。

 もちろん終了後は、懇談会。
その懇談会に、ただ今喜久家に来ているちーやんが招かれました。



 ちーやんは、この春3月に喜久家国際ワークキャンプのリーダーを務めた女子大生。
昨日から1週間喜久家入りしています。
 春の国際ワークキャンプでやり残したことがあるということで、
帰ってきてくれました。
その純粋さと感性にとっても魅力を感じます。

 夜8時過ぎに消防詰め所に行きましたが、
すでに盛り上がりは絶好調。
あちらこちらで実にいろいろな話がされ、でもときおりみんなが1つの話題に入りこみ
考えを交わします。
 実におおらかで、前向きな雰囲気。
すてきな人たちの集まりです。

 さすがのちーやんもビックリしたでしょうが、
こんなコミュニティーを知ったことは、この後大きな影響を与えると思います。
言いたいことが言い合える。
でもあったかい。



 ぜひ、喜久家を訪れる多くの若者たちに感じてほしいと心から思いました。
なくしてはいけないものが、まさにここにあります。
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