喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

お彼岸に娘たちとお墓参り

2016-09-25 | 田舎暮らし
 今日はお彼岸の最終日。
夕方まで部活動をして急いで帰る。
暗くならないうちにお墓参りをしたい。

 娘たちに声をかけると、一緒に行くとのこと。
夕方6時過ぎ。
辺りは薄暗くなってきた。



 台風の後、木の葉が散乱していた。
それを見て、さやかがほうきで掃き始めた。
 大切なことだ。


 いつからだろう?
彼岸花が咲いていた。
 ひかるはお気に入りを写真におさめていた。



 彼岸花のいい話をしてあげようか。
 「ヒガンバナは、曼珠沙華(マンジュシャゲ)とも、言う。
中国から、帰化したものと言われている。

 よく田畑の縁に、沿って生育しているのは、土に穴を掘る、ネズミ、モグラ、虫など小動物を避けるために、
有毒な球根のヒガンバナを植えたと、言われている。

 湿った場所を好む、有毒植物。
山間部などで見られるのは、その場所に、人里であった可能性が、有る。

 墓地に多く、見られるのは、人為的に植えられたもの。
墓地に、多いのは、虫除けと、土葬後、死体が動物によって掘り荒されるのを防ぐためと、言われている。

 有毒なので農産物ではなく年貢の対象外なので、田畑や墓の草取りの際に、栽培された。
 デンプンを多く含み、すって、長時間、水に、さらせば、無害化の可能性が有り、
救飢植物として、江戸時代の飢饉時や、第二次世界大戦中などの戦時に、食用にされた。」


 二人とも興味津々。
そして私もいろいろな角度から撮影。






 平礒のお墓は集落の一番高い所にあるので見晴らしがいい。


 そして湾の向こうには、明かりがつき始めた釜木の集落。


 結構、長いこといた。
そうこうしているうちに、父が犬を連れて、日課のお墓参りにやって来た。
 田舎のこんな時間はいいものだ。

           岬人(はなんちゅう)



 

 


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