喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

あらし山山荘に感動

2010-07-25 | ブログ
 さまざまな分野から、さまざまな個性を持たれた、
向上心あふれる方々が集まっていました。
 年輪塾のような集まりは、とてもめずらしいと思います。

 高知県馬路村の木下さんとお隣の依光さんから、
いつもの楽しいマジックショーを見せていただき、
驚きとたねあかしがわからないイライラとが入りまじりました。
「笑いと遊び心が基本。老若男女共通。世界共通ですよ。」
とのお言葉。
 職場でミスを減らす方法として、そんなエッセンスを取り入れているとか。
すごい。

 新しい出逢いとなった「木霊の学校」の清水さん。
木造校舎の日土小学校を存続するために、相当な活動をされたとか。
その力に驚きました。

 そして、いつものすごいメンバーの顔ぶれ。

 でも今回私が一番、感動したのはあらし山山荘です。
 家主の清水さんは、平日は松山に住み、
毎週末、生まれ育ったこの家に帰られるとのこと。
 そして、家の中に風を通したり、掃除をしたり、庭の手入れ、みかん山作業など
たくさんのことをこなしておられるのです。
 仏壇・神棚などは、特にていねいにされているようです。

 したがって、誰も住んでいないのに、
家が生きています。
 築80年ほどらしいですが、昔の様子がはっきりと浮かんできます。
私にとって、こんな感覚は初めてでした。

 たいへんすばらしいものを感じさせていただきました。
ふるさとの生まれ育った家をいつまでも輝かせたいものです。

                  岬人(はなんちゅう)
 

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2 コメント

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これからの課題と楽しみ (岬人)
2010-07-26 07:46:14
 おかけやさんの書きこみには、
いつも元気をいただいています。

 山奥のこのトトロの家のようなあらし山山荘。
ぜひ紹介したいものです。

 田舎にとっては、生まれ育ったふるさとの家や田畑をどう遺していくか。
 これは、大きな課題であり、
清水さん風であれば、それは大きな楽しみです。

 まずは、自分をふりかえり、平礒の実家やみかん畑。ひとまずは、ふるさとに帰ることにしたので安心ですが、長期計画・展望を想い描いているところです。

 また、おかけやに寄らせてください。
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人の心・家の心 (おかけや)
2010-07-25 23:23:25
あらし山山荘、素敵ですね!

写真から伝わってくる家のたたずまいからも、清水さんがどれほど大事にされているかが分かります。
一週間に一度、清水さんが訪れるのを、きっと「家」も嬉しく待っているのでしょう。

人が住まなくなった家は驚くほど早くいたんでしまうそうですが、人の心が注ぎ込まれる「家」は、ずっとみんなの心の居場所になるのだと思います。

年輪塾、やっぱりスゴイ!!
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