goo blog サービス終了のお知らせ 

喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

祭りの後

2011-03-18 | 喜久家の情報
 先日15日で喜久家国際ワークキャンプが終わりました。
「祭りの後」がとてもさびしく感じるように、
にぎわっていた喜久家が静かになることは、とてもさびしいものです。

 ところがうれしい知らせがありました。
 昨年の喜久家国際ワークキャンプの参加者、
名古屋から侑子ちゃん、愛大生のしずかちゃん、まりこちゃん、ゆめちゃんの4人が
1泊2日で喜久家に来てくれたのです。

 何か不思議でなりません。
「そこまでして来たくなるような場所なのかなー」
 
 夜7時を過ぎて眞矢さんと喜久家を訪ねると、
4人が楽しそうに夕食を作っていました。
実に楽しそうに。
「ああ、いいな~。この雰囲気。」
不便なところが多いけれど、他にはないものがここにはあるようです。

 久しぶりに会った4人と、でも1年前のあの時が一気によみがえり
時の流れを感じさせないこの空間で、楽しい話で盛りあがりました。
 となりの眞矢さんも本当に楽しそうに話をしていました。

 しばらくして、田村菓子舗のよっくんがやって来ました。
ここ最近、よっくんは喜久家の活動に皆勤賞。
大いに盛り上げてくれるのです。
 そこから、また新たなすばらしいつながりができています。

 若者は、すばらしい!

                   岬人

2011喜久家国際ワークキャンプメンバー(ティニー)からのお便り

2011-03-18 | 喜久家の情報
 先日15日に、喜久家国際ワークキャンプが終わりました。
参加者はさて、どんな思いを胸に出発したのでしょう。
もう少し後になって、気づくこともあると思います。
そんな実り多いことをのぞむばかりです。

 今日、別府の立命館太平洋大学に留学している
台湾のティニーからうれしい便りがありました。
紹介します。

『ティ二ーです!いま別府に安全に着きました。
お世話になって、本当にありがとうございました!
この2週間は私にとって一生忘れられない思い出。
(心が暖かくなって、感動しました)

 台湾へ帰る前に、みんなと一緒にもう一度平礒へ行きたいです。
その時もよろしくお願いします!

 家族でぜひ台湾に来てくたざい。』

 うれしいです。
台湾にも親しい友ができました。

 ティニーに聞いて驚いた話があります。
ティニーは今、台湾の師範大学の学生です。
台湾では、教師をめざす人は師範大学に進学するようです。

 「師範大学」とは戦前に日本にもあったものです。
今は、教育大学に名前が変わりました。
 戦前日本は台湾を統治していたので、
日本のふるきなごりが残っているようです。

 残るということは、日本に対して好意的ということでしょう。
ティニーの話に驚くと同時に、
とてもうれしくなりました。

 平礒喜久家の小さな窓から、
世界を覗く(のぞく)ことができています。

                 岬人