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喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

佐田岬はなはな花火大会

2016-05-05 | 佐田岬の風景
はなはな花火大会



 5月のゴールデンウィークも今日で終わり。
仕事があり、なかなか休めなかったが、
それでもわずかな時間を見つけ、普段とはちがった時間を過ごすことができた。

 5月1日の夜、伊方町三崎の観光交流館「はなはな」イベントとして、
花火大会があった。
 はなはな花火大会。 はなの連発。

 

 万が一に備え、待機している消防団員。


 フェリー乗り場でフェリー待ちする人たちもグッドタイミング。


 たくさんの出店も並びんでいた。


 はなはなの上で色とりどりの花が咲く


 そしてクライマックスへとむかう。






 連発する花火と爆発音。





 最後は大きな花を咲かせ、消えていく。


 この瞬間、会場から大きな拍手がおこった。
 
 ふるさと佐田岬に久しぶりに花火があがり、にぎわった5月の夜だった。

 
          岬人(はなんちゅう)



佐田岬の香りのある風景 

2016-05-05 | 佐田岬の風景
 5月5日、子どもの日。

 4月30日から帰省していた息子が今朝早く出発。
母家のじいちゃんやばあちゃんも見送りに出る。

 それはまさに30年前に今は亡きミチエばあちゃんから私がしてもらったこと。
息子を見ていると、何につけ30年前の自分を思い出す。





 今朝の岬は快晴の五月晴れ。
しかも柑橘のとてもいい花の香りが漂っている。
温州ミカンに比べて、平礒で作られている晩柑は、花の時期が少し遅い。
今からがまさに香りの時期。
 私のお気に入りの季節だ。




 息子を送る途中、我が家の畑に寄ってみた。
木いっぱいに白い花をつけ、まだつぼみながらいい香りを放っていた。
 それはまるで、5月に白い雪が降り積もったようなきれいな景色。




 未来に残していきたいふるさとの香りのある風景だ。

            岬人(はなんちゅう)

 

おもしろい瀬戸内の風景

2016-04-29 | 佐田岬の風景
 昨日、おもしろい風景が見られた。

 釜木湾に低い霧が立ちこめ、海が見えない。
まるで高い山から見下ろす雲海のようだ。



 この霧が発生した理由は、海水温度が低いところに、暖かく湿った空気が流れ込み、
その空気が海水に熱を奪われ冷やされることにより、空気中に含まれていた水蒸気が霧となったのだ。

 海水は、暖まりにくく、気温より2ヶ月ほど遅れて上昇するため、
瀬戸内海では、3月から7月に気温が水温より高くなり、この時期に霧が発生しやすくなる。

 例えば、前線が日本の南にあり、南から暖かく湿った空気が流れ込み、水温の低い瀬戸内海で冷やされて広い範囲に霧が発生するということだ。



 暖かい気温と低い海水温が生み出す瀬戸内の風物詩。
これもまたふるさと瀬戸内の風景。

            岬人(はなんちゅう)

岬めぐり ~大浜・中之浜・大成の風景~

2016-04-27 | 佐田岬の風景
 昨日、仕事にあわせて岬めぐりをした。
伊方町大浜では、鯉のぼりが気持ちよく泳いでいた。


 手が届きそうな黒島。


 緑がまぶしい中之浜。






 潮がかなりひいて、磯物がとれそうな大成。

 


 大成では、15年ぶりくらいの綾さんとの再会に感動。

 たまには、岬めぐりもいい。
地域ごとに個性豊かな風景が見られる岬のおもしろさを感じた時間だった。

            岬人(はなんちゅう)

さわやかな田舎の朝

2016-04-26 | 佐田岬の風景
 ばたばたと忙しい毎日。
職場と家の往復だけで時間が過ぎていくような感じ。
気がつけば、もう朝が来て。

 連休もほとんど仕事がつまっている。

 そんな時間に追われるなか、今朝はちがった朝をむかえた。
暖かくなり、鳥の鳴き声も日に日に多くなっている。
 夜明け前など、小鳥のさえずりで目が覚める、
といったおだやかなものではなく、鳴き声の多さに目が覚める。
 たぶん、都会で暮らしている人にはわからない感覚。
それほど、この佐田岬は野鳥が多い。

 鳥たちに起こされ、ドリップコーヒーを手に、久しぶりにベランダに出てみた。
夜明け前のこの静かな時間がいい。


 
 やがて向かいにある東方の釜木から朝日が昇り始める。
辺りが一気に明るくなり、暖かい光を体に感じる。
自然と朝日に感謝する。

 いつもとちょっと違った朝。
いい一日になりそうだ。

        岬人(はなんちゅう)

花のある風景 「藤の花」

2016-04-21 | 佐田岬の風景
 今年も我が家の塀にきれいな藤が咲いている。
年々、ツタを伸ばし、塀一面が紫色に染まる。

 道行く人の目を楽しませているようだ。
昨日も朝早く、車を待っていたアヤメおばちゃんが
「きれいやなー」と見とれていた。

 花のある風景、いいものだ。
未来に残したいふるさとの風景。










              岬人(はなんちゅう)

息子との最後の夜

2016-04-10 | 佐田岬の風景
 明日の朝、息子は進学のためふるさとを巣立っていく。
実感がわかないが、明日の夜はもういないのだ。

 いつか子どもは、親元を離れる。

 生まれたときから今までいろいろなことがあった。
大きな病気もしたが、元気に今を生きている。
 

 風呂が好きで、のぼせるくらい入っていたこともあった。


 双子の妹たちができ、大喜びしていた。


 時にはイクメン(育男)。


 体の心配もほとんどなくなり、高校生活を謳歌。


 そして明後日12日が入学式。私たち両親は仕事があるので出席できない。


 息子と最後の夜を過ごしながら、30年前の自分と重ねあわせていた。

 大した子育てもできなかったが、多くの人に支えられ、育ててもらった。
子どもは家庭で育ち、社会で生かされる。

 たくましく成長していくことを願っている。

           岬人(はなんちゅう)

 

 
 


 

桜の向こうの亀ヶ池と女子岬

2016-04-01 | 佐田岬の風景
 仕事帰り午後6:30。
小雨降るメロディーライン。

 伊方地区では沿道の桜もずいぶん花開いてきた。

 亀ヶ池と女子岬を望むことができるお気に入りの場所に車を止め眺める。



 桜があればどんな風景も絵になる。

桜ノ雨もまたいい。




       岬人(はなんちゅう)

明神の山桜が咲き始める

2016-03-31 | 佐田岬の風景
 今日、3月31日。
今年度最後の日。

 佐田岬半島の山々にも風物詩の山桜が咲き始めた。

 自然で素朴な山桜が大好き。

 特にきれいなスポットは、二名津と明神の間の山。

伽藍山の山すそ。



 週末からどんどん花開いていくだろう。

佐田岬が1年で最も美しい季節だ。


               岬人(はなんちゅう)


喜久家プロジェクト NHK四国で放送

2016-03-29 | 佐田岬の風景
 愛媛県最西端の日本一細長い佐田岬。
ふるさと伊方町での郷づくり「喜久家プロジェクト」。



 その取組がNHKの取材を受け先週放送された。

 反響が多かったのだろうか。
明日30日、朝7:45から全国に向け放送される。
 
 実におもしろい。
 
 岬から新しい風を吹かせたい。




             岬人(はなんちゅう)

岬の春  寒さも彼岸まで

2016-03-21 | 佐田岬の風景
 暑さ寒さも彼岸まで、と言われる。
本当、その通りの陽気。

 今日は久しぶりの仕事休みで、柑橘の選果の手伝いをした。

 倉庫の周りの様子。



 緑の木々のトンネル。


 ベランダから釜木を望む。


 山桜の蕾もふくらんできた。
今週末頃には、咲き始めることだろう。

 楽しみな岬の春。

           岬人(はなんちゅう)

愛顔でつなぐえひめ国体2017  えがおダンス講習会

2016-03-12 | 佐田岬の風景


 昨日3月11日、えがおダンス講習会が伊方中学校で行われた。
 2017年(平成29年)に愛媛で開催される国民体育大会に向けて、
県民をあげて盛り上げていこうという取組。



 マスコットキャラクターのみきゃんも踊る。

 指導者のすばらしい指導もさることながら、
伊方中学校生徒の楽しそうなダンス。

 

 愛顔でつなぐ愛媛国体。

 君は風 いしづちを駆け 瀬戸に舞え 



     
               岬人(はなんちゅう)

「春はあけぼの」  枕草子を思い浮かべる

2016-03-08 | 佐田岬の風景
 朝、真向かいの釜木の山から太陽が昇ってくるまでの様子を見ていて、
ふと、枕草子を思い出した。



「春はあけぼの。
やうやう白くなりゆく山ぎは、
少しあかりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。」


 訳すると 

「春は明け方が良い。
 日が昇るにつれてだんだんと白くなる、
その山の辺りの空が少し明るくなって、
紫がかっている雲が長くたなびいている様子が良い。」
 



 ふるさとの春のあけぼのは、何とも趣がある。

            岬人(はなんちゅう)

佐田岬の河津桜

2016-02-28 | 佐田岬の風景
 佐田岬のメロディーラインでは、河津桜が見ごろを迎えている。

 車を止めて、花見を楽しんだ。
大久の展望台から名取を望んだ景色。



 今日は暖かかった。
黄砂だろうか、靄がかかったように視界が悪い。

 河津桜は、1955年に飯田勝美が静岡県賀茂郡河津町田中で原木を偶然発見したことが由来。
当初、発見者の飯田氏の屋号から「小峰桜」と地元で言われてきたが、
その後の学術調査で今までに無かった雑種起源の園芸品種であると判明し、
1974年に「カワヅザクラ(河津桜)」と命名され、1975年に河津町の木に指定された。

 現在も原木はこの地に存在し、2007年現在で樹齢50~60年。
また、1968年頃からこのサクラが増殖されるようになったようだ。 「ウィキペディアより」



 

 1月下旬から2月にかけて開花する早咲き桜。
花は桃色ないし淡紅色で、ソメイヨシノよりも桃色が濃い。
また花期が1ヶ月と長い。

 もうしばらく岬の河津桜を楽しめそうだ。

       岬人(はなんちゅう)
 

満月の明かり

2016-02-25 | 佐田岬の風景
 満月は過ぎたものの昨夜もきれいな月が出ていた。



 明かりの少ない田舎だからわかる、月の美しさ。

ライトがなくても田舎の夜道を歩ける。

 あわせて、いつもと違った顔を見せる風景。



この月をここで見られる小さな幸せ。

 月が夜中美しさを放つとき、私は眠りの中。

          岬人(はなんちゅう)