
【大分・国東市】千燈寺前の道を隔てた反対側に鎮座する神社で、調べたが創建や由緒など分からず。
道路に平行して境内があり、参道に石造りの2つの台輪鳥居が立つ。 一の鳥居の亀腹の傍に、玉石に足を乗せた小さな狛犬が植木に隠れるように佇んで参詣者を迎えている。
参道を進み二の鳥居をくぐって社殿に....脇間から社殿後方の風景が透けて見える簡素な造りの拝殿の後方に幣殿と本殿が鎮座する。 社殿の右手に聳える御神木の巨木に隠れるかのように奥に十基ほどの石祠が整然と並んでいる。 苔生した石祠群は殆どが江戸時代後期の造立のようで、右側4つの石祠の前に小さな台輪鳥居があり、額束に「善神社、天神宮、稲荷社、〇〇社」と刻まれた額が掲げられている。


千燈寺前の県道を挟んで鎮座する龍神社 「龍神社」の額が掛る一の鳥居

一の鳥居と二の鳥居..いずれも石造りの台輪鳥居


一の鳥居の傍で玉石に足を乗せて鎮座する阿形と吽形の霊獣の狛犬


手水舎..棟門のような覆屋 一の鳥居から眺めた境内

笠に蕨手が無く、丸みを帯びた中台の石燈籠越しに眺めた社殿

入母屋造桟瓦葺の拝殿..左側の切妻造桟瓦葺の建物は神輿庫か

権現造の社殿..拝殿、弊殿そして流造銅板葺の本殿が建つ


「龍神社」の扁額が掛る拝殿 幣殿後方に鎮座する本殿


社殿右手の右手に聳える御神木(クスノキか)..奥に石祠が整然と鎮座している

石燈籠と整然と鎮座する11基の石造祠

「善神王」「天神宮」等の11基の石祠には寛延二年(1749)、文政十三年(1830)、天保四年(1833)などの銘が刻


天満宮や稲荷社など4社名が刻まれた小さな台輪鳥居の額/本殿右後方に佇む石燈籠(常夜燈)


神殿改築記念碑 台座に乗る苔生した手水鉢

境内の隅に佇む石燈籠..中台に装飾彫刻が施されている
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