
【神奈川・横須賀市)】天正元年(1573)に僧・顕正坊日実大徳が顕正庵を結んだのが創建といわれる日蓮宗のお寺。 この寺には江戸時代中期や幕末に横須賀で活躍した幕臣の墓が....。
江戸中期の陽明学者「中根東里」、浦賀の代表的歌人「西野前知」(明治維新後に新政府の浦賀役所の書記役)、浦賀奉行所同心「春山弁蔵」(咸臨丸副艦長)、浦賀奉行所与力「岡田井蔵」らが眠る。
乗誓寺前の道を横断した直ぐのところにあるお寺で、寺門から境内に入ると右側は深い緑に覆われた崖でその裾野に古い石碑、石仏、庚申塔などがずらりと並ぶ。 境内はさほど広くなく、本堂に向かって左側の道路に沿って庫裡が建つ。 そうそう、このお寺の本堂の裏手には、横須賀が舞台となった小説『血族』の作者で直木賞を受賞した山口瞳の墓があるとか....。

寺門から境内を見る


本堂


石碑群 庚申塔


石仏 石仏群
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