「未来は」は、予想するものではなく、創造していくもの。
日本の力を信じ、希望の火を灯し続けることだ。
今回の震災でダメージを受けた日本経済。上記の言葉は、復興へ向け何が大切か、に答えた「堀場雅夫」堀場製作所最高顧問の言葉である。
終戦直後、会社をおこしたベンチャーの草分けである同氏は、現在86歳。戦前、戦中、戦後を生きてきた1人として、日本はこの危機を必ず乗り越えられると確信していると言われる。
その根拠に、戦後の焼け野原から、国民一丸となって復興のために、「追いつけ、追い越せ」とやってきた日本の力を次のように強調されている。
『ここへきて震災後の未来について様々な声が出て来ており、悲観的な見通しを語る専門家もいるが、そのような言葉を気にするな、「未来は予想するものではなく、創造するものなのです。会社だってそうでしょう。「自分の会社はこうなる」と予想してビジネスに励むわけじゃない。「自分の会社はこうしたい」と言って創り上げていくものいくもののはずです。』と
更に、『国だって同じです。みんなで力を合わせて100年先の日本を作り上げていけばいい。そこに向け、1ん後、5年後、10年後に我々は何をしていくか。ラップタイムを設定して走る。日本人は世界のどこにも負けない力があります。戦後復興を見てきた僕は自信を持ってそういえます。…・自信を持ちましょう。』と言われている。
更に、我々ができることは何か。2点、発言されている。
1点は、被災者・被災地のバックアップです。その時に「ああしよう」「こうすべきだ」などと言ってはいけない、横から口を出すのではなく、自ら立ち上がろうとするものを全力で後押しすることです。『理想の復興をイメージしてください。そのバックアップは日本全体でやりす」。こう言わなければならない。
もう1点は、忘れてはいけないのは、我々が「普通の生活」をすることです。震災後、自粛ムードが広がりました。いつもの通り、普通の生活をする。そうしないと景気にマイナスです。そうしないと景気にマイナスです。景気が落ち込めば復興にも響く。被災していない人たちが足を引っ張ってどうするんですか。毎日のスタンスは変えないことです。
やはり、経験者の意見は拝聴に値しますね。全く同感です。
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