よかど!鹿児島

企業家交流協会のモノづくり、人づくり、地域づくりのための支援活動や鹿児島の魅力などについて情報提供していきます。

コーヒーブレィク・・・ゴンザ

2009-02-13 23:07:22 | コーヒーブレイク・・・

ロシア帝国で露和辞典(鹿児島語)を編集した薩摩の少年がいた。

その名は「ゴンザ」わずか3年半で世界初の露和辞典の編集をなしとげたの

2月11日、鹿児島市の宝山ホールであったミュージカル「ゴンザ」を鑑賞しました。

薩摩川内市の出身のゴンザをプロデュースされた三角清子氏「三州クラブ(東京)メンバー」の勧めで、久しぶりに宝山ホールに出かけました。

会場は立ち見も出るほどの満席でした。

ミュージカルの内容は、おおよそ次の内容でした。

今から270年前(徳川吉宗の時代)、薩摩の少年ゴンザ(10歳)を乗せた漁船が大阪へ向かう途中で、嵐に遭い遭難。ロシア定刻のカムチャツカ半島南部に漂着。現地守備兵の襲撃に遭い、17人の乗務員の内、ゴンザと25歳年上のソウザだけ生き残り、2人は様々な苦難を経て、シベリヤを横断、首都ペテルブルクに連行される。漂着から5年後、15歳の時である。その後、日本語教師になったゴンザは、わずか3年半で世界初露和辞典を編集したのだ。たった1人で(ソウザは途中で死亡)。収録語数1万2千語。完成後、ゴンザがわずか21歳で亡くなるまでの物語。

このミュージカルは、鹿児島出身のプロ2人(重田千恵子、西田聖志郎)以外は、一般市民のオーディションで選ばれた小中高生等で、わずか5ヶ月での練習だったそうだ。

薩摩のわずか10歳の少年ゴンザ。ロシアで奇跡的な仕事を成し遂げた。そして今回ミュージカルに出演した鹿児島の小中高生達。見事にミュージカル「ゴンザ」を演じました。

若い人たちは、機会(舞台)を与えられ、ゴンザがソウザという指導者に恵まれたように、いい指導者に恵まれれば、確実に育つ、そして何かを成し遂げるための活躍をするのだ。このことを実感しました。

270年前の薩摩の少年ゴンザの成し遂げた薩摩のDNAは、今の若い人達に引き継がれているはずである。

の鹿児島で、ぜひ若者に舞台(仕事の場)を提供し、鹿児島から世界に発信できる露和辞典に代わる「鹿児島の製品」をぜひ造ってもらいたい。

そのための舞台づくり、指導者の提供が必要だと強く感じました。

 

かごしま企業家交流協会

◇ http:// www.kagoshima-kigyouka.com/


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1 コメント

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よかったー (ハーモニィー)
2009-02-15 17:25:23
子供達がすばらしかったね。
特に、ゴンザ役の少年はすばらしかったねぇ。
歌も踊りもずば抜けていたしね。
大人では、ソウザの歌はよかった~。あの声は
胸に響いたね~。
真面目に言うと、ゴンザみたいな人が鹿児島に270年前にいたんだね。
おそらく、学校も寺小屋にいったとかね?
ほとんど勉強もしてなかっただろうけどね。
感動しました。
若者よがんばれ!
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