よかど!鹿児島

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就職内定率/鹿児島の話題・情報(75)

2011-01-21 09:10:55 | 鹿児島の話題・情報

今春卒業予定の大学生の就職内定率は58.3%

県内希望者の内定率は48.8%、県外希望者は70.8%

鹿児島労働局が20日に今春卒業予定の鹿児島県内大学生の昨年12月末時点の就職内定率を公表した。それによると、前年同期を3.3ポイント上回る58.3%だったそうだ。

県内希望は、前年同期比4.2ポイント増の48.8%。県外希望は同2.5ポイント増の70.8%で、県内希望者の内定率が依然として厳しい状況が浮き彫りになっている。
高校生は同3.1ポイント増の83.9%、短大生は同6.9ポイント増の52.3%だったそうだ。
 

県内六つの大学に寄せられた求人総計は、県外企業分の減少が影響し、前年同期に比べて2057人減の1万4203人。求職者は1961人。未内定者は818人で、前年同期比より186人減ている。高校生の内定率は県内希望者が74.4%(前年同期比3.4ポイント増)、県外希望者が93.7%(同3.4ポイント増)。求人は県内企業分2、144人(同184人増)、県外分2万4、134人(同6800人減)だったとのこと。

同労働局は「国の助成金制度で、1月以降は一般求人から新卒求人への振り替えが進む可能性がある」として、鹿児島市東千石町の新卒応援ハローワークの利用を呼び掛けているそうだ。

県内企業は、毎年のことながら、求人の内定は採用ぎりぎりまで、先送りしているが、今年は、労働局が呼びかけているように、これまで内定していない新卒者の採用企業に対する100万円の助成金制度ができたので、この効果が期待される。たただ、一過性でなく、県人口が年1万人の減少傾向の中で、県内就職を希望する人達を何とか県内定着させることを行政が真剣に受け止め、歯止め策を考え、また、県内企業の皆さん方も若い力を取り込む方策・努力が求められているのではないでしょうか。

かごしま企業家交流協会
hpp//www.kagoshima-kigyouka.com/
 
 



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