企業が円高で、生産体制見直しなどの緊急対策
海外シフトで、国内産業の空洞化を更に進める恐れもある。
昨日の日経の一面の表題である。円高は止まる気配がない。「収益が悪化し開発などで競争力を維持できなくなる。」とのホンダの北條社長の言葉である。
国内の主要企業が生産体制の見直しなどの緊急対策に乗り出しているそうだ。それによると、
・ホンダ・・・四輪者・二輪車ともに海外からの部品輸入を拡大
・トヨタ・・・米工場から日本にエンジンを輸入
・NEC・・・IT関連の周辺機器やソフトの現地調達を強化
・日本電波工業・・・海外生産比率を今期、3割から4割に引き上げる。
日本企業は、これまで何度か円高局面を乗り切ってきたとはいえ、今、政権政党の代表選挙の動きの中で、「円高対策は限界にきている。」との企業トップの発言もあり、国内生産の空洞化や雇用の流失が加速されることは、余りにも大きな問題ではないだろうか。
かごしま企業家交流協会
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