よかど!鹿児島

企業家交流協会のモノづくり、人づくり、地域づくりのための支援活動や鹿児島の魅力などについて情報提供していきます。

関西の企業(2)

2008-09-05 15:19:54 | 関西の企業

・すごく感じのいい企業でした。

 

・やっぱり、ここまで徹底するのは大変でしょうね。鹿児島ではこのような                    

 企業に出くわしたことが ありません。

 

私は大阪で働いた3年の間にいろいろな企業を延べ300社以上訪問しました。  その中で、イメージが強力に残っている企業があります。 

 

その1社を紹介します。

 

大阪市北区の大阪駅前第四ビルに本社のある健康食品等を販売される企業です。関西に数店舗販売店を持っておられ、社長は関西人ですが、奄美に行かれて、奄美の人達に共感され、又、自然を活かした奄美の産物に魅力を感じ、奄美から従業員を定期的に採用され、また、黒糖酒や奄美の健康食品を数多く販売されております。                                               奄美の観光大使にも任命されている方です。

 

この本社を訪問する機会がありました。

 

本社に入ったところ、

入口のフロアーで仕事をされている女子社員の方々20数名の方全員が、

一斉に立ち上がり、「いらっしゃいませ。」と、挨拶されたのです。              

びっくりしました。

その後は、何事も無かったように、仕事を続けていました。座席は、入口に向かい学校方式で配置してあり、訪問した人は大歓迎を受ける形になります。

 

それから、そんなに広くない社長室に案内されました。                   

奄美特産の大きなはぶ入り「はぶ酒」が置かれてありました。更には、奄美の

黒糖酒並べてあります。このハブ酒に迎え入れられる感じです。            

 

 これにもびっくりさせられました。

見方によれば、グロテスクであり、訪問客の度肝を抜く感じでもあります。

 

そして、要件を終え、帰る時も、まだ続きます。                      

入口フロアーの皆さんが全員立上がり、今度は「ありがとうございました。」

との合唱で挨拶です。

 

2回目の挨拶とはいえ本当に恐縮する挨拶でした。

長年の公務員生活で、鹿児島県内の企業や国・県・市町村等を訪問しましたが、窓口の1名に挨拶され、他の人達には「ぎょろっ」と眺められるのが普通でした。 これが鹿児島ではどこでもある対応です。

たかが、挨拶でと言われるかもしれませんが、その時は企業の積極性、勢いを感じました。

 

この企業は、いつまでも心に残る企業の1社です。

 

かごしま企業家交流協会                                    ◇ http:// www.kagoshima-kigyouka.com 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿