社員100人ちょっとで売上げ300億円
なぜ、小さな一地方企業が全国に知れ渡る企業になったのか!
一昨日、ベンチャープラザ鹿児島の第50回記念大会で、久しぶりに元気のいい、女性経営者の話を聞きました。
「やずや」と言えば、にんにく卵黄、黒酢など自社ブランド健康食品の通信販売事業を展開していることで知られるが、福岡で、矢頭宣男氏が1977年に今の会長である美世子氏と、おしどりで設立した資本金2000万年の会社である。
現在は、25歳で専務として同社に入社した創業者の息子である矢頭徹が、代表取締役社長を務めている。
美世子会長が、講演で強調したことは、『主役は社員であり、経営者は演出家に徹するべきである。』と言うことだった。
このことを会長の著書によると、次のように述べている。
「会社の主役は社員たちであり、経営者は、彼らが舞台の上で輝けるように気を配る総指揮者です。演出家の皆さんが俳優さんたちに指示・演出を細かく行うように、経営者も主役たちの個性を踏まえたうえで演出をしなければなりません。主役である社員の能力を見抜き、最大限に発揮できるような仕事の割り振りをしていく。すると、会社全体がさらにパワーアップするのです。この仕組みを作ることが演出家である経営者の役割だと思います。」
創業者である夫の社長が55歳で急死した後を次ぎ、当時の売上げ36億を、100人ちょっとの社員で、300億に押し上げた力は、やはり女性のパワーを感じる。
著書の『社長室はいりません』、やずやの少数盛栄経営、ぜひ、読むと参考になるのではないでしょうか。
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