よかど!鹿児島

企業家交流協会のモノづくり、人づくり、地域づくりのための支援活動や鹿児島の魅力などについて情報提供していきます。

九州の企業の動き(4)

2009-02-20 10:02:41 | その他

トヨタ自動車九州も4月にも増産の方向へ 在庫調整進展。

工場の稼働時間を平常化

 

今朝の日経の報道に思わず喜んだ部品メーカーの方々が多いと思う。

今、製造業現場で重苦しい暗雲が漂っている。これを少しでも払いのけるには、格好の情報である。

18日のトヨタ自動車本社の5月からの増産方針に次いで、4月からのトヨタ九州の増産は、それこそ底なしの中から、少し光明が見えてきた感じがする。

報道によると、トヨタ九州の生産ラインはこれまで「二直」と呼ばれる二交代制で稼働してきたが、第一ラインは1月から、第二ラインは2月から交代無しの「一直」とし稼働時間が半減されてきた。これを4月第2週から両ラインとも二直に戻す方向で調整しているとのこと。 稼働時間を平常化することで、4月の生産台数は3月比倍増の2万台に引き上げたいとの考えだそうだ。

ただ、トヨタ九州は、稼働時間を半減という非常事態からは脱するものの、生産の本格回復にはまだ時間がかかるものと見られている。

4月は3日間の臨時休止日を儲けるほか、生産スピードも81秒に1台で、フル生産時に比べ4割遅いペースにとどめる予定とか。

いずれにしても、北米での販売は低迷が続いており、不透明さは残るが、底なしの泥沼から脱するのではとの兆しには違いない。

ぜひ、この新聞報道のとおりの方針なのか、トヨタ九州の正式の発表を待ちたい。

 

かごしま企業家交流協会

◇ http:// www.kagoshima-kigyouka.com/

 


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