町工場の挑戦/関西・東海地区での活動（１１２）

愛知県の１２名の町工場

生き残りの戦略

先日１月３１日、愛知県の蒲郡市にある「蒲郡製作所」を視察してきました。この会社は町工場である。しかも社員１２名。

ところがやっている仕事はすごい。というか、将にモノづくりでも最先端技術を活かした仕事をしている。

この工場を率いる伊藤社長は、Ｆａｃｅｂｏｏｋの仲間なのだが、会社で直接話を聞き、現場を拝見してビックリしました。

人工衛星用の光学機器、医療機器、半導体機器等の各分野の精密機械器具部品を製造する一方、多品種少量の試作品、治具等の製造も行い、時代の夢をかたちにする仕事をして、社会に貢献しているのだ。

この伊藤社長の１０年前のブログを見ると、製造業を生業にする当社にとって、まずすべきことは、

①自社のコアコンピタンスを確立し、何かひとつでもオンリーワンの技術を習得することにある。

もう一つ大切なことは、

②自社の持っているいろいろな情報を発信することである。と宣言している。

常に前進することを心がけ、“変化するのが当たり前”の社風を築き、毎日の仕事の中で、お客様からの課題をひとつひとつクリアしていくなかで、必ずや実現するものと確信し、自社のウェブサイトやブログを駆使して「蒲郡製作所、ここにあり！」と存在をアピールし続けて、この目標を実現してきているのだ。

モノづくり愛知には、やはり「きらりと光る企業が。町工場を率いる経営者がいる。」ことを実感しました。

　　　　　　

 

 　　　　

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