デンソーなどトヨタグループ部品各社がコスト削減化
トヨタ自動車の戦略に対応する。
先週の日経新聞に「デンソーコスト半減」という記事が掲載された。インド、中国工場で2~3年後にカーエアコン、ラジエーターなど約20種類の製品を設計から部品の調達、生産技術まで全面的に見直すとのこと。
トヨタが進める新興国市場開拓のための低価格車の投入を進める戦略に対応するための動きのようだ。 ということは、トヨタやデンソー等、トヨタグループ(同じくコスト削減をする愛三工業、ジェイテクト、豊田自動織機)に納入する部品加工会社の製品も今の納入価格を半減されるということになる。
製品の機能を簡略化したり、素材を現地調達に切り替えたり、多様な部品を組み替え立てられるラインを構築したりすることで対応するらしいが、それでも品質維持は求められる。この動きが現実ということになると、どういうことになるのだろうか?、これができない加工業者は生きていけないことになる。
今、日本企業は、まさに変革の時を迎えていると言える。価格の定例化と品質の維持、この2つのジレンマの間に立たされている。この動きは気になってならない。
かごしま企業家交流協会
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