よかど!鹿児島

企業家交流協会のモノづくり、人づくり、地域づくりのための支援活動や鹿児島の魅力などについて情報提供していきます。

同一仕事=同一賃金/鹿児島での活動

2018-09-05 17:07:44 | 鹿児島での活動

同じ仕事でも都市と地方で格差

同じにすれば、地方が有利

昨日の午前中は、鹿児島市内のIT企業を訪問しました。

訪問先は、鹿児島市のインキュベーション施設であるソフトプラザ鹿児島育ちのKQRMホールディングス(株)さん。
同社は、現在本社は東京、グループ企業数社&パートナー企業が県内外に10社近くある企業です。

大島社長とIT企業として経営活動の在り方等について、色々情報交換させて戴く中で、東京と鹿児島でのソフト開発の仕事の受託の話になった。

同じ仕事でも、東京で仕事を受けるか、鹿児島で受けるかで、金額が違うとのこと。よく聞く話だ。鹿児島で仕事を受けると東京の25%は下がるとのこと。

確かに、ビルの賃貸が安い、社員の人経費が安いなどあるだろう。でも、今やIT化が進み、仕事をする場所が東京でも、鹿児島でも仕事の中身が一緒だったら、同じ金額で仕事を受けてもいいのではないかと思う。

場所ではない。結果なのだから。

同じ価格だと地方で仕事を受ける方が企業にとって有利となる。社員を少しでもいい待遇にできる。社員も確保しやすい。地方でもIT企業は成り立つ。企業も潤う。

要は、同じ開発の仕事であれば、東京でも大阪でも鹿児島でも同じ金額になれば、地方創生に弾みがつくはず。IT化を進め、地方でも仕事の中身が同じなら、「価格は一緒」の原則を取る制度が出来れば、都市と地方での働き方が変わるはずだ。

地方創生とは、地方と都市圏での「同一仕事=同一賃金」化の実現から始めるべきではないだろうか

    

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