よかど!鹿児島

企業家交流協会のモノづくり、人づくり、地域づくりのための支援活動や鹿児島の魅力などについて情報提供していきます。

需要創出②/どうなる日本経済(241)

2012-08-16 08:18:09 | どうなる日本経済

 「解決策がない」悩みにヒントが宿る。

ヤマト運輸の「オンリーワン商品作りの鉄則」

前回に引き続きヤマトグループの木川 眞社長の経営哲学についての話です。

同社の 「オンリーワン商品作りの鉄則」とは、滞在的なニーズの中から「本当にお客さんが喜んでもらえるサービスか、どうか。この見極めが大事だということだそうだ。

いわゆる「サービスが先、利益は後」ということが経営哲学だそうだ。お客さんに喜んでもらえるサービスを開発し、価格は利用しやすい水準にとどめる。そうすると需要は拡大し、利益は後から付いてくる。この考え方が基本だそうです。

ヤマトグループにとって最も重要なのは、長い歴史の中で培われてきた需要創出サイクル、新しい需要を創出することで、「宅急便の次」のイノベーションを起こす。その第一歩となる独自性あるオンリーワン商品をいかに生み出すか。

このオンリーワン商品作りの鉄則が、下のずにあるような考え方だそうです。これはヤマトグループだけでなく、他の企業にも充分生かされる鉄則ではないだろうか。   

    

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