よかど!鹿児島

企業家交流協会のモノづくり、人づくり、地域づくりのための支援活動や鹿児島の魅力などについて情報提供していきます。

どうなる日本経済(13)

2009-09-04 22:14:46 | どうなる日本経済

リーマン・ブラザーズ破綻から1年になろうとする。

本当に景気は底入れしたのだろうか。

総選挙で民主党が予想通り圧勝し、議員達の暑い夏が終わった。

日経平均株価は1万円台を維持、米ダウ平均も9,000ドル台を回復した現在、株式市場に「最悪期は脱した」、政府見解も「景気は底入れ」と言われているが。実体経済面では、まだまだ。二番底があるなど、いろいろな意見が飛び交う。

この回復が本物なのだろうか。この1点が問われている。

世界の主要国が実施した230兆円にも及ぶ財政刺激策の結果、世界経済は微妙な小康状態を保っているだけで、米国、欧州、アジアには、未だ安心できない火種がくすぶっており、それが再び火を噴く時、世界経済は再び底割れするとの不安が強い。

日本では、あの激動のリーマンショックからちょうど1年のこの時期に、政権交代という大きな節目を迎えた。実体経済は、まだまだ楽観を許さない状況である。

この不安定な、見通しのきかない経済状況を、何とか安定化させるために、継続的な経済対策、更に、できるだけ今後の経済見通しについての情報提供を強く望みたい。

かごしま企業家交流協会

◇ http:// www.kagoshima-kigyouka.com/ 

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