・無事に北京での目的を終え、上海に向かいました。
・上海空港は、北京の肌寒い感じとは違い南国の感。生暖かい気温でした。
上海は、位置的には北緯31度14分、東経121度29分。鹿児島とほぼ同緯度の長江デルタ地帯先端にある中央直轄特別市です。
現在NHKで放送中の「上海タイフーン」の舞台であり、上海は、日本の歴史にとっても数々の舞台になった都市です。人口は1,800万とも、2,200万人とも言われました。
このような都市化したのは、20世紀80年代の小平の登場による改革開放政策により上海は飛躍的な発展を遂げ、国際都市たる地位を確たるものとし、現在では、浦東新区で金融、貿易、経済の中心地を目指す開発が行われており、躍動感が溢れる都市でした。
特に、上海市浦東新区に2008年9月にオープンした、日本の森ビルが設計・建設した高層ビルは、高さは492メートル、101階はその偉容を放っていました。
一方、2010年5月1日から10月31日まで184日間にわたって開かれる上海
万博は、
「Better City Better Life(より良い都市、より良い生活)」という都市をテーマ
に開かれる中国で初めての万博。
上海市の中心部に近い浦西エリア90haと黄浦江を挟んだ浦東エリア238haを合わせた328haが会場となるそうです。
ただ、上海市は車が氾濫し、その多さにはびっくりさせられました。また、浦東地区は至る所工事、工事で、渋滞に拍車を掛けており、市街地でも、近代的なビルと旧来のビルが乱立しており、一見異様な感じも受ける都市でもありました。
上海でのホテルは「上海銀河賓館」でした。
ホテルからの眺望 ホテルのロビーにて
元中国の海軍専用のホテルだったと聞きました。
北京でのホテルと違い、建物は高層ビルですが、古い感じで、設備も電圧240ボルト、シャワーは旧式の設備、洗面の水は、生ぬるく、とても直接は飲めないものでしたが、ホテルそのものは、眺望もよく、市街地にしては、静かなホテルで、アクセスも悪くはなく、ここに2日間お世話になりました。
では、次回は、中国国際貿易促進委員会上海分会との会談の様子をお伝えします。
かごしま企業家交流協会
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