子供たちが幼い頃に一緒に歌った可愛らしい童謡も現代の子供たちからはあまり聞こえてこない、先日昭和24年にNHK「幼児の時間」でラジオ放送された童謡「トンボのめがね」がテレビで紹介されていた。
福島県広野町在住の医師だつた額賀誠志氏が同町の山間部に往診に出かけた際に見かけた、子供たちがトンボと遊んでいる情景を歌詞にしたものだそうで、懐かしくなって口ずさんだ。
広野町では、平成6年から10月に「ひろの童謡まつり」が開催され、大人から子供まで歌い継がれている情景が映し出され、童謡の里として町おこしに大きく貢献している。
歌詞「とんぼのめがねは水いろめがね 青いおそらをとんだから、とんだから」、戦後の混乱の中で、子どもたちに童謡を通し明るく育って欲しいとの願いを込め創作されたものだと。