爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

一番古い記憶

2023年07月20日 | 日記
90年の人生の中で一番古い記憶をたどって見たら昭和12年4歳の時である。県北の城下町である村上市の旧制女学校の隣り合わせた借家に住んでいた時のことである。

学校敷地内にあった学生寮とは目と鼻の先にあり,寮から窓越しに、女学生たから声をかけられ遊んでくれたのを鮮明に覚えている。後に当時の女学生だったという80歳のご婦人と偶然の出会いがあった。

隣りの家はお巡りさん、何か悪さをする度に「隣のお巡りさんに言いつける」と親からの決まり文句、子供心に、サーベルを携えたお巡りさんの姿を恐る恐る遠くから見ていたもの。

昭和13年5歳の時、父の勤務地の保内村(現村上市)へ転居する。新築の2軒長屋が3棟あり、右隣が、爺に初めての魚釣りを教えてくれた齋藤さん、左隣の松木さん、同い年のK君がいた。

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