爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

小学生時代の一コマ

2022年10月01日 | 日記
爺の子供の頃は、小川での水浴び、セミ、トンボ、カブトムシ、ホタルなど、自然や昆虫との触れ合いが多かった。少子化とは言え、今は子供たちが外で集団で遊んでいる姿は見られない。

狭い借家や鉄道官舎住まいの小学生時代(昭和14年~20年)は、夜勤明けの父親は朝食を済ませると寝るので、父の安眠のため、何処の家庭でも子供たちは外へ追い出され集団化する。

集団化した子供たちは、交通手段もなく、遊び道具も少ないので、手作りのボールとバットで野球したり、水鉄砲、竹馬、竹とんぼづくりなど、知恵を出し合っての遊び、現代と大きく違うところである。

雨の日は官舎内にあった共同風呂内の一角で、男女別に持ち寄りの漫画本を読んだり、トランプをしたり、女の子はママゴトをしたり、折り紙やあやとりをしたり、昔々の爺の子供の頃の一コマである。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする