爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

旗日と国旗

2020年11月10日 | 日記
祝日には日の丸の国旗を掲げて祝うことから旗日と言っていた。今では死語になって殆どの若者は知らない。昭和一桁生まれの爺は、今も普段から国民の祝日のことを旗日と言っている。

結婚した昭和33年から27年間を城下町である旧高田市(現上越市)で過ごした。旗日には商店街や多くの家庭で国旗を玄関先に掲げる習慣があり、我が家も昭和42年新築を機に掲げていた。

日の丸の国旗=右翼や戦争という間違った連想で抵抗があるとも言われている。文化の日の11月3日、訪れた県北の城下町である旧村上市内で、何軒かの一般家庭の玄関から国旗が見えた。

新潟市民になって32年になる。最近は一部の公的機関や市内を走るバスやタクシーの前面に掲げている程度で一般家庭から国旗は見られない。旗日を祝う気持ちは薄れてしまったようだ。

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