爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

猫好きの初枝ちゃん

2019年07月05日 | 日記

家内と同級で幼友達の初枝ちゃんは、85才になった今も、名前をちゃん付きで呼び合っている。幼い頃からお人形さん代わりだった猫とともに生きてきた人だけに、猫に注ぐ愛情は並みでない。

80歳まで続いた小学校の同級会で猫の具合が悪いので欠席したとか、猫に海老の刺身を与えているとか、出かける日は自分の傍から離れないとか、猫の話題になると話が止まらない。        

3月24日に亡くなった義弟の100日法要が6月29日、家内の実家である上越市の良運寺で行われた。檀家でもある初枝ちゃん、まだ足腰も達者で台所と本堂を往復しながら法要の準備に忙しそうだった。

葬儀当日は、挨拶もそこそこだったが、遺族や親族の居並ぶ前で、家内とハグしながらの挨拶から始まった。幼い頃から良く遊び、良く学ばない幼友達が100日ぶりで出会った85才の元少女の姿を見た。


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