that blog-ish thingy

ブログ的なアレです。

仕事において何を大事にするか。

2008年10月14日 | 仕事とか堅苦しい話
「キャリアアップのため」

「給料のため」

「家族を養うため」

「大きな仕事をやりたいから」

恐らく仕事に対するモチベーションというのは人それぞれだろう。

が、このブログでも何度か書いたように、私の場合は「周りのメンバーが幸せになってくれること」しか無い。軽く偽善者めいた響きはあるが、実際これしか無いのだから他に言いようが無い。

こう思い始めたきっかけは、私が入社3年目の時。
まだ経験が足りないがために、お客からも周りのメンバーからも信用されず、完全に孤立無援だった頃の話。とあるイギリス人から「良い上司の条件というのは『自分の周りの人たちのやりたい事を実現させてあげる事』だ」と言われた事が発端。

実際に、以降は事態が好転したし、何よりもみんなが喜んでくれた事が嬉しかった。

サラリーマンとしてこれは言っちゃいけないのだが利益云々よりも、お客・メンバーの満足度の方がよっぽど重要だ。利益が出ていても、一緒に働いている人たちが不幸なら、それは私にとっては「失敗」以外の何物でもない。

そういう事もあってか、何だかんだで「周りが幸せになる事」が自分の中で一番大事なものになっている。



ところが、今の仕事は直接お客と絡む事がない。
加えて周りにメンバーがいるわけではない。

こうなると、自分の仕事における幸せをどこに見出せば良いのかが分からなくなる。
その限られた人たちに喜ばれた時はやっぱり嬉しい。
だけれども、本当にお客が幸せなのか、限られた人たちは幸せでも、その先にいる人たちはどうなんだろうか。
いや、もっと素直に言うと、昔は毎日のようにひれつくようなやり取りを交わし、その中で心の底から「この人のために頑張りたい」と思えていた。そういう心と心の結び付きみたいなものが今は無い。

そういうわけで、なんとなく不完全燃焼な日々が多い。

どうしたものか。

うーん。

「自己実現のため」とか「大きな仕事が出来ている」だとか「裁量権が大きい」だとか、そういうのは挙げれば色々とあるんですが・・・わりとどうでも良いかなぁ。贅沢な悩みとか言われそうですけど。

何か他の価値観を見出すまで待たなくちゃいけない時期なのか。
「周りの人たちを幸せにする」っていう過去の成功体験を引きずり過ぎなのか。
本当にこの価値観だけが唯一の大切な価値観なのか。

多分、成功体験引きずり過ぎなんですよね・・・。

あーもー。
分からなくなってきた。

考え過ぎですかねぇ。
考え過ぎですよねぇ。

でもなんかモヤモヤするんだよなぁ・・・という一日でした。

というわけで掘北さんはアレを色々と検討されると良いと思います。
(何の話だ)

コメント (4)
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