that blog-ish thingy

ブログ的なアレです。

オモチャ

2009年11月30日 | ロンドン探訪
愛車のミニクーパー。



計器がオモチャみたいで、狭くて、馬力もなくて、燃費も悪いけれども、良い車です。

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グローバルガバナンス

2009年11月28日 | 仕事とか堅苦しい話
会社の人たちと話をしているときに、「どうすれば会社のグローバルのガバナンスをうまく出来るんだろうか」という議題が持ち上がりましてですね、色々と喧々囂々と話合いをしたのですが、長くなるので詳細は割愛。ただ、面白いなと思った点があったので、それを幾つかピックアップしてみます。

◎ グローバルガバナンスの難しさ
いきなり元も子もないことを言うと、グローバル云々に限らず「ガバナンス(社内統制)」というのは須らく難しいというのはあると思います。やっぱり何かをコントロールするってのは至難の業なわけですよ。

ただ、「グローバル」という話で言えば、ただでさえ難しいガバナンスに加えて、色々な国における文化・言語・考え方などの違いなんかも考慮ポイントとしてあってですね、それが話をより複雑化してるんだろうなー、って思うわけです。

まぁ、要するに「そんなの統制するの無理」って話です。
やらなくちゃいけなんですけど。



◎ 業種によるグローバルガバナンス
当たり前のことだとは思うんですが、業種によってグローバルのガバナンスの方法というものは変わってくるわけです。

例えば、まぁ、製造業で言えば基本的な戦略だとかハイレベルな設計だとかは本社が大枠を決めている(はず)。なので「大体こんな感じでやるからあとは各国でよろしくね」という方法でやれないこともない(はず)。ちなみに話を簡略化するために敢えて極端で大雑把なことを言っています。

ところが、金融業だとかサービス業になってくるとちょっと話が変わってくる。

例えば、吉野家が日本だとファーストフード的な位置付けであるのに対して、中国だともう少し高級感があってファミレス風になっている・・・という記事を以前にどこかで読んだ気がします。吉野家ついでに言うと、アメリカシンガポールの吉野家では「牛丼」一辺倒ではなく、鮭丼や野菜丼などもあり、セットに付いてくる飲み物は炭酸飲料であったりと、日本のそれとは大分様子が違うことが分かるわけです(Jeyさん、すいません、勝手にリンク貼らせて頂きました)。

話が大分逸れましたが、こういう業種においてはローカルでのカスタマイゼーションみたいなのが多分に必要になってくるという話です。

ということを踏まえると、前者のプロダクトビジネスにおいては、本社主導での強いガバナンスを敷くことが出来たとしても、それを他の業種でも同じように出来るかと言われればそんなことはないわけです。

なので、「あの会社はグローバルガバナンスが上手く出来ているから、うちだって・・・」だとか「グローバルってのを一言で言うと・・・」みたいな話はあんまり意味が無いということを会社の誰かさんには理解をして欲しいなと思うわけです・・・すいません、個人的な愚痴なんですが。



◎ プロジェクトにおけるグローバルガバナンス
「会社として」というスケールの大きなガバナンスの話はさておいて、個別のグローバルプロジェクトにおいてどういうガバナンスを敷くかという話。

これはもうかなり流動的だと思います。トップダウンを強めにするのが必要な場面もあるし、ボトムアップで状況を改善していく場合もある。一概には何とも言えん。

理想的なことを言えば、そういった時流を的確に読みながら、その時々でベストなガバナンスを柔軟に敷くのが肝要なんだろうなと思うわけです。

例えば、トップダウンが上手くいく場合に、やれ標準化だ、やれこういう方法がうんたらかんたらと色々と決めていく。ただ、何となくそれが徹底され過ぎると「言われたことだけをやってりゃ良い」みたいな風潮が蔓延して、組織に鬱積感が蔓延したり柔軟性に欠けたりだとかしていくわけです。

すると今度は、「方針変えようぜ、ボトムアップでやっていこうぜ」という話になり、あっちこっちでガス抜きしたり、風通しを良くしたりする。で、物事が再び回り始めたりするわけです。ただ、これまたしばらくすると、みんなが勝手なことをやり始めて、所々でムダが生じて、コスト高になって市場競争力が無くなって・・・という話になり、じゃあまたトップダウンでやろうぜ、という話に戻るわけです。

ということを踏まえると、こういう行ったり来たりのサイクルは数年単位で繰り返されていくんだろうなと。乱暴な意見ですが。でも、サイクルの度に少しずつ状況は良くなっていくわけで、そういうアレやコレやを経ながら上昇スパイラル的に成長していくんだろうなと。

そういうわけです。
「でもそれって理想論だよね」と言われれば返す言葉は無いのですが。



◎ 会社としてのグローバルガバナンス
「そういうプロジェクトベースでの話はもう良い、じゃあ会社としてのガバナンスってどうなのよ」という話なんですが、いやー、分からんッス。すいません。

ただ、イメージとしては HSBCの "The World's Local Bank" みたいなのが一番良いんだろうなと思うわけです、個人的には。







まぁ、それが出来たら苦労は無いんですがね。



◎ 結論として
元も子もないことを再び言うと、結論は特に無いんです。
ガバナンスが強い方が良いだとか、そうじゃなくてローカルの発言権を高めようよだとか、そういうのって全部正しいし、何をどうやっても難しいことには変わりはないので。じゃあ今日のこの話は何だったんだって話になるんですが。

ただ、「お客様のために頑張ってその対価としてお金を頂く」という原理原則を起点にして考えると、それを達成するために社員が動きやすいガバナンスを敷けば良いんだろうなと。加えて、色々なトラブルは起きるだろうけれども、そういう試行錯誤の結果として「スパイラル上昇」が発生するんだから、それを計画的に、作為的にに運べるようなガバナンスが敷ければ良いんだろうなって。

ま、理想論なんですけど。

そんな感じです。
というか、もう自分でも何を言っているのか良く分からなくなってきたので終わりにします。
最悪の締め方ですけど、アレを色々とよろしくお願いします。

コメント (1)
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まさしくWicked

2009年11月26日 | なんとなくアレなやつ
先日、野暮用で Wicked を再び見てきました。



見たのは2回目でしたが、新しい発見だとかもあって面白かったです。



ちなみにこのミュージカルのタイトルが何故 "Wicked" なのか、について。

一つは、"Wicked" の主人公である「西の魔女」が、原作オズの魔法使いだと「Wicked Witch of the West」と呼ばれているから。
なお、"Wicked" という言葉を辞書で引くとこう書いてあります。
━━ a. 悪い, 邪悪な, 罪深い; 意地悪い; いたずらな; 危険な; 〔話〕 ひどい, いやな; 〔俗〕 素晴らしい.
━━ ad. 〔俗〕 ものすごく.


もう一つの理由は、"Wicked" が「悪い」という意味だけじゃなくて、「かっこいい」という意味も含まれているから。
ただ、どっちかと言うと、子供が使うような「かっけー!」とか「すげー!」とかのニュアンスに近いです。
子供の頃って、ちょいワルに憧れるようなところあるじゃないですか。
なので、多分、そういうところから派生して「かっこいい」という意味合いになったんじゃないかと。

まぁ、そんな感じです。

次は Oliver!見に行きたいなぁ。

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攻めの空回り

2009年11月25日 | 仕事とか堅苦しい話
ブログ全然更新出来てなくてすいません。
仕事がものすごく忙しくてですね。
帰って、飯作って、食って、気付けばソファーで寝てて、半分寝ながら風呂入って、即寝する、みたいな生活をしばらく繰り返しております。

そんな言い訳はどうでも良いのですが(じゃあ書くな)、まぁ、仕事が忙しいわけです。
で、例によってそれなりに空回りをしているわけです。
ただ、空回りってそんなに悪いことじゃないなと最近思うようになっていまして。



何の話かと言うとですね、今は上司の一歩先を読んで予め必要な情報や資料が揃うように動こうとしているわけです。で、当然のことながら、上司から具体的な指示が出ていない状態で、例えば資料作成をしようとすると「今の自分が知っている手法を活用する」しか方法がないわけです。

で、まぁ、そういう状況下で資料を作成して上司に渡すと、2割はOK、8割は訂正が入るわけです。そういう意味では空回りをしているというか、まぁ、多少はムダが発生しているわけです。

ところが、それが空回りだったとしても、資料作成をしていると自分の頭の中にあるものが整理されていくので、現状の認識を深めるという意味合いでは何だかんだで役に立っているわけです。加えて、ダメ出しをくらったとしても、今度は上司が何を考えているかが分かるし、自分が今まで知らなかった手法を学ぶきっかけにもなる。さらに言えば、上司の方法と自分の作成した成果物を見比べながら、自分の作った資料の何が足りなくて、どういうところで改善が必要なのかという比較が出来るようになる。自分で何も作らず、上司から言われてたことだけを受身でホイホイやっているよりは学びが遥かに大きい。

・・・読み返してみて、ごくごく当たり前のことを書いているなとも思いましたが、まぁ、空回りも考えようによってはそんなに悪いことではないなと思えるようになったという話です。

というか、逆に言えば、空回りをしているということはまだ学びがあるということであって、空回りをしなくなったら、ある意味、そこの分野で学ぶことは少なくなってきたという考え方も出来なくはないんだろうなと。

まぁ、そういうわけです。
今が Learning Curve における成長期であると信じて、今はひたすら頑張りたいと思います。

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迷路の出口はトラブルの入口

2009年11月23日 | ロンドン探訪
The Mamas & The Papas の California Dreamin を彷彿とさせるような並木道を抜けると、





そこにリーズ城が現れる。



日本から知り合いがやってきていたので連れてきたというわけです。



今回はリーズ城の歴史云々などについても色々と面白い発見などがあったのだけれども、それを書き始めるとひどくマニアックな話になってしまい、ボクの自己満足に皆さんをお付き合いさせるのもアレかと思うのでやめておきます。

ただ、一つだけ「へぇ」的な情報を提供するとですね、ここ、結婚式やビジネスカンファレンスで使えるらしいです。そもそも、このリーズ城、財団法人によって運営されているらしく、資金調達の意味合いでそういうアレを提供しているらしいです。



まぁ、そんな話はどうでも良くてですね(じゃあ書くな)、このリーズ城のもう一つの名物がこれ。

庭園迷路。



これが大きな迷路でも何でも無いのに難しくてですね。
脱出するのに早い人でも10分、遅い人だと30分ぐらいかかります。

普通の迷路であれば、アーデモナイコーデモナイとやりながら、向こう側にある出口をひたすら目指すわけじゃないですか。ところがこの迷路、逆側に行っても出口がない。じゃあどこだというわけで、再びグルグル色々なところを歩き回るけれども出口は見つからない。すると、迷路の真ん中に高台があることに気付く。ちょっとあそこに行ってみよう、鳥瞰的に見たら何かが分かるかもしれない、ということで登ってみるとですね・・・なるほど、そういうことだったのかと気付くわけです。

図らずも仕事と一緒だよな・・・。



で、そういう紆余曲折を経て出口の看板を見つけるわけですが、すると今度はこう書いてあるわけです。



GROTTO ENTRANCE & EXIT
(出口&洞窟への入り口)

迷路を脱出したと思ったら、今度は暗い洞窟に入れと。

図らずも仕事も一緒だよな・・・。

コメント (2)
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