そんな時期。

今年もその時期がやってきた。

イグノーベル賞の時期である。

違った。ノーベル賞の時期である。

最初の発表は日本時間の本日午後6時半である。待ち遠しい。
が，たぶん他ごとをしていて忘れてしまい，発表の瞬間を逃してしまうだろう。

今年も日本の研究グループがイグノーベル賞を受賞した。
ぜひイグノーベル賞とのW受賞が実現して欲しいものだ。

もう終わりかな。

今日は一日曇りで，風も結構冷たい感じなので，蝉の声も聞かれなかった。
さすがに終わりかもしれない。

ちなみに，台湾に縁の深い人から聞いたところによると，台湾では蝉は10月から鳴き始めるものらしい。
地図で見ると北端の台北市ですら，沖縄の那覇市よりやや南にあるようなので，日本よりも蝉が鳴き始めるのが遅いというのはかなり驚きである。
8月あたりは雨が多いからというのがその人の見解で，日本でも梅雨が明けてから蝉が鳴き出すことを考えれば納得がいく話である。
ただ，詳しく聞くと，8月に雨が多いといっても日本の夏における夕立みたいなものらしく，雨期という感じではなさそうであった。

ちなみに，台湾の夕立はここ最近で雨の降り方がひどくなっているようで，日本で起きているゲリラ豪雨と同じような問題が生じているらしい。気候の変化が日本から少し離れた地域でも同じように起こっているというのは興味深いことである。
日本に近いといえば韓国はどうなのだろうか。残念ながら身近に韓国に縁のある人がいないのだが，いつかそうした知り合いができたら，ゲリラ豪雨と蝉の鳴く時期について聞いてみたいと思う。

もともとは，台湾の代表的な蝉の鳴き声を知っているなら教えてもらおうと思って尋ねたことが発端なのだが，上に書いたとおり，日本の夏休みの時期には台湾では蝉が鳴いていないため，残念ながらその人から教えてもらうことはできなかった。

まだ鳴いている。

毎年気になる蝉ファイナル。

今日もアブラゼミが日暮れ近くまで鳴いているのが聞こえた。