担当授業のこととか,なんかそういった話題。

主に自分の身の回りのことと担当講義に関する話題。時々,寒いギャグ。

Windows7 で xyyzzy で KaTeX で TeX ライフ。

2011-10-23 23:57:30 | 情報系
「で」過多なタイトルになってしまった。

先週手に入れた新しいPCをいろいろとセットアップしているのだが,ようやく TeX を入れる気になった。

今の世の中,TeX インストーラ3 という大変便利なものがあるので,それを使った。
あるサイトには,この便利インストーラーでしか TeX をインストールできない人は TeX を使うべきではないというようなことが書いてあった。それはまさに今の僕に該当する。十数年前のまだ大学生だった頃は,本の付録を使って TeX をインストールしたり,Linux の一種である Vine に確か自分で導入したり,その後は Windows に Cygwin を入れて TeX を入れたりと,90%くらい自動インストール状態で TeX をインストールしたものだが,数年に一度のペースでインストール作業をしていると,いちいち面倒だし,何よりどこをどう設定するんだかすっかり忘れてしまう。一応,その都度メモは残すのだが,そのメモ自体のありかを忘れてしまうのだから仕方がない。

僕は TeX のコマンドを簡単に補完してくれる YaTeX(やてふ;野鳥)というソフトが大好きなのだが,これは Emacs という Unix 系のエディタ用のソフトなので,Windows で使いたければ Emacs like なエディタを導入しなければならない。
これまでは Meadow というソフトを使っていたが,いまいち設定の仕方がわからず使いこなしきれていなかったので,ついに xyzzy という別のソフトに乗り換えてみた。

xyzzy も Meadow も数年前に開発が終わってしまっている,すでに過去のソフトだが,まだダウンロードできるし,検索してみるとまだ細々と使っている人がインストール手順などを書き残してくれている。
xyzzy 用の YaTeX は KaTeX(かてふ;花鳥)という別のソフトとして提供されており,ダウンロードファイルを適当なフォルダに移し,システムの環境変数をいじれば簡単に使うことができた。
それにはインストール手順を解説してくれているありがたいサイトのお世話になった。
適当な設定ファイルも作成しなければならないが,そのサイトの設定例をコピペすれば手間は省ける。

xyzzy は Windows7 でもちゃんと動いた。
テスト用に作成した TeX ファイルもちゃんとコンパイルされたし,DVIファイルをPDFに変換することもできた。
あとは描画ツールである MetaPost(それはもう時代遅れだというなら Asymptote)が使えればもう言うことはない。

実はデフォルトでは KaTeX からDVIOUTを呼び出すのがうまく行かなかったのだが,そのままでも多少不便だがなんとかなるし,たぶんどこかの設定(KaTeX の本体である katex.l)をいじればなんとかなるだろう。

※ katex.l(Emacs における el ファイルに相当すると思われる)を除いたら,ほとんど YaTeX だった。
Windows 環境に合わせた修正を施したものが KaTeX なのだろう。
それを見てもどう修正すればよいかわからなかったが,むしろ DVIOUT が入ったフォルダにパスを通せばいいだけなのかもしれない。ちょっと試してみよう。

※※ システムの環境変数 Path に DVIOUT がしまってあるフォルダのパスを追加したら,ちゃんと C-c t p のコマンドで DVIOUT が立ち上がってプレビューできた。
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