担当授業のこととか,なんかそういった話題。

主に自分の身の回りのことと担当講義に関する話題。時々,寒いギャグ。

メロディ IC と圧電サウンダと圧電ブザー。

2013-03-30 23:54:36 | 工作・実習
千石電商に AM ラジオ専用 IC LMF501T を買いに行った折,その IC のすぐそばにメロディ IC も置いてあったので,つい買ってしまった。

櫻井俊一著・たちもとみちこ作品デザイン『電気のしくみを体験!子どもと一緒に電子工作』(CQ出版社)の「第4章 海水で電気をつくる発電所」に,備長炭で作った電池で電子オルゴールを鳴らすという話があり,気になっていたのである。

僕が子供の頃にすでに電子オルゴール用の IC はいろいろ出回っていたが,なぜだかそういう便利なものを利用するのは邪道だ思って敬遠していた。といいつつも,ワンチップの電子オルゴールキットを作った覚えはあるが。

千石電商で買ったのは UM66T-19(エリーゼのために)と UM66T-68(イッツ・ア・スモール・ワールド)である。千石電商の通販サイトではなぜか型番が M66T と表記されているが,ともかくそれである。

1.5V の乾電池と圧電サウンダをつなげればそれでおしまい,というお手軽さ加減にしびれてさっそく鳴らしてみた。

圧電サウンダとしては,基板に差し込めるタイプのものを秋月電子通商で買ったので,それを使うことにした。

ところが,である。

確かにそれらしきメロディが鳴るのだが,想像していた感じよりも暗い曲調で,音がひずんでいる印象を受けた。電池の電圧が低いのかと思って新しいのに取り替えたが結果は同じであった。

しょせんワンチップのお手軽電子オルゴールなんてこんなもんか,と落胆したが,リード線タイプの圧電サウンダに置き換えてみた。


すると,なんということでしょう!


極めてクリアーなイメージ通りの音が聞こえてきたのである。セラミック・イヤホンで鳴らしてみたが,同じようにクリアーな音が響いた。

一体何がいけなかったのか。

待てよ,そういえば最初に試した圧電サウンダには,なぜかパッケージに + のマークがついていたっけ。

もしかして・・・?!

最初に使った圧電サウンダに,極性に注意して電池だけをつないだ。


すると,なんということでしょう!


ピーという済んだ音が聞こえてきたではないか。

つまり,こういうことである。

僕が圧電サウンダだと思って買ってきたのは,発振回路入りの圧電サウンダ,いわゆる圧電ブザーだったのである。

いやー,メロディ IC と圧電ブザーをつなぐというのは双方にとっての御法度であるが,両方とも壊れないでくれてよかった。

商品をよく確かめないで買うとこういうことになる。ちゃんと型番を調べて買い求めるべきだった。

まあ,圧電ブザーを使う予定もあったので,無駄な買い物だったわけではない。
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