今日は、ちょうど用事が出来たので、ついでに足を伸ばしてリスに会いに行った。
ところが、積雪で施設が損壊し、現在お休み中とのことであった。こんなところにも大雪の影響があったとは。残念。
実のところ、リスが見られたとしたら、もう一つの用事の方に大遅刻する羽目になるところだったので、不幸中の幸いだったかもしれない。
もう一つの用事というのは、新進気鋭の若手研究者による、information causality に関する講演であった。以前 gk 氏の勉強に付き合ったことがあり、少なからぬ興味があったのである。
講演内容で最も印象に残ったことは、ちょうどその講演の核心でもあったが、やはり m ビットの情報を古典通信で輸送しても、受け手は m ビット以下の情報しか引き出せないが、それにランダムアクセス符号を組み合わせると、量子論で有名なチレルソン限界が導かれる、という結論である。
実のところ、専門的な内容をこれっぽっちも理解していないので自分でも何を書いたのかさっぱりわからない。それはともかく、あるしっかりした動機に基づき、世に言う情報因果律と呼ばれる理論を詳しく分析して、古典通信とランダムアクセス符号とに議論をきっちり分離したところにいたく感銘を受けた。
講演の聴衆の中に、有名な科学雑誌の編集者で、量子情報業界の内情に精通している方がいて、講演後に興味深い話をたくさん聞かせていただいた。
シマリスには会えなかったが、有意義な一日であった。
ところが、積雪で施設が損壊し、現在お休み中とのことであった。こんなところにも大雪の影響があったとは。残念。
実のところ、リスが見られたとしたら、もう一つの用事の方に大遅刻する羽目になるところだったので、不幸中の幸いだったかもしれない。
もう一つの用事というのは、新進気鋭の若手研究者による、information causality に関する講演であった。以前 gk 氏の勉強に付き合ったことがあり、少なからぬ興味があったのである。
講演内容で最も印象に残ったことは、ちょうどその講演の核心でもあったが、やはり m ビットの情報を古典通信で輸送しても、受け手は m ビット以下の情報しか引き出せないが、それにランダムアクセス符号を組み合わせると、量子論で有名なチレルソン限界が導かれる、という結論である。
実のところ、専門的な内容をこれっぽっちも理解していないので自分でも何を書いたのかさっぱりわからない。それはともかく、あるしっかりした動機に基づき、世に言う情報因果律と呼ばれる理論を詳しく分析して、古典通信とランダムアクセス符号とに議論をきっちり分離したところにいたく感銘を受けた。
講演の聴衆の中に、有名な科学雑誌の編集者で、量子情報業界の内情に精通している方がいて、講演後に興味深い話をたくさん聞かせていただいた。
シマリスには会えなかったが、有意義な一日であった。
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