担当授業のこととか,なんかそういった話題。

主に自分の身の回りのことと担当講義に関する話題。時々,寒いギャグ。

夕寝。

2013-05-03 23:57:15 | 爺ネタ
大型連休の後半に入った。

何をするわけでもなく,ただひたすら惰眠をむさぼるだけの一日であった。

こういう休みのときは,つい昼寝ならぬ夕寝をしてしまう。昼食後に眠くなって昼寝をするわけだが,昼食を摂る時間が遅いために寝るのが夕方になる。それで「夕寝」と呼ぶことにした。

夕寝から目が覚めたときには,なぜだか強い寂寥感で胸がいっぱいである。夜寝て朝起きたときにそういう気分で目覚めた経験はないので,寝た時間帯,というよりも,起きた時間によるものではないかと思っている。

夕寝であるから,目が覚めるのは夕暮れ時か,日が暮れてしまった後である。夕暮れ時はただでさえノスタルジックな気分がするものであるから,それを目覚めた時に体で感じ取るのかもしれない。

また,夜暗い中で目を覚ますのも,日が昇ってから起きるのとだいぶ印象が違うものなので,それも起きた時の気分の違いに影響しているのかもしれない。ただ,夜中にふと目が覚めても,夕寝から目覚めた時のような寂しさを覚えた試しはないので,暗さの影響かどうかは疑問が残る。

目覚めた時に寂しさを覚えるのは,たいてい家族や猫のことを夢で見たときのことである。目を覚ました時,普段から見慣れた部屋の風景が,なぜだかよそよそしく感じる。どこか知らない家や町にいるような,妙な気分になる。実際に旅行に出かけたときの宿泊先ではそんな気分を味わったことは一度もないのに,自分の家で寝て起きただけで異邦人になったような気持ちになるというのは,実に不思議なことである。

そもそも夕寝はポピュラーな行為ではないだろうから,そういう気分になるのが僕だけなのか,それとも普通のことなのかはさっぱりわからない。けれども,家に居ながらにして,しかも寝て起きるだけという手軽な方法で旅人気分が味わえるので,夕寝はおススメの休日の過ごし方である。・・・なんていうのは,もちろん冗談である。半分くらい本気だけど。
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