今年にはいってスクールの外国人講師に日本語をちょびっと教えているとお伝えしていましたが、彼らの質問が結構鋭い
先日もアメリカ人のTくんから質問
Tくん 「‛~ということ’は動詞を名詞化するっていうことでしたよね?」
私 「うん、そうだよ」
Tくん 「じゃあ、‛~ってこと’というのは?
」
私 「う~んとね~オンナジ
」
聞くとオフィスではよく「~ってこと」って聞くんだそう。
「~ということ」って滅多に聞かないんだけど。。。。とTくん。
デスヨネ~~~
日本の言語行動には「話ことば」と「書きことば」があります。
例えば、
「すみません」は書き言葉。
でも言う時には「すいません」と言うこともあります。
でも、「すいません」とは書きません。
書き言葉としては正しくないからです。
「話す」というスキルは上手になればなるほど「流暢さ」が求められてきますから、音と音がくっつくこともあるし、小さい「っ」(促音といいます)のように音がつまることもあります。
先のTくんの質問はまさにそれです。
教科書では「~ということ」と読んで習ったのに、実際聞く音とは違うということです。

仕事柄、学生のレポートを読んだり、人の感想やレビューを読んだりすることが多いのですが、どうもこの「話ことば」と「書きことば」がごっちゃになっている傾向が強まっています。
短いラインなどのメッセージなら、会話風で話ことばのほうが親近感が出ますが、レポートで「話ことば」はなんともいただけない
おまけに基本的な漢字が間違っていることが多々あります。
よくあるのが、
「特に」が「得に」となっている
変換ミスなのか?と思いきや何回も遭遇すると、もはや、国語のお勉強が足りませんね、と学生に言うしかない。
メールは書けるけどきちんとした文章が正しく書けない、という傾向は年々強くなります
先回取り上げた「読解力の低下」とも通じることだと思いますが、やはり「読む」量が圧倒的に下がってきているので、国語の力がついていないんだと思います。
これから「記述式」の試験も増えていきますし、母語である日本語を正しく書くためにも、大人になってからでもいいので、読んで書く訓練をしないと、と思いますし、私自身もいろんなアプリを駆使して「レビュー」を書いて訓練するようにしています。
「~~ってか」なんて間違っても書くような大人にならないようしたいものです。
まずは正しい文章が書けるように、みんな、もっと本を読もうよ


先日もアメリカ人のTくんから質問
Tくん 「‛~ということ’は動詞を名詞化するっていうことでしたよね?」
私 「うん、そうだよ」
Tくん 「じゃあ、‛~ってこと’というのは?

私 「う~んとね~オンナジ

聞くとオフィスではよく「~ってこと」って聞くんだそう。
「~ということ」って滅多に聞かないんだけど。。。。とTくん。
デスヨネ~~~

日本の言語行動には「話ことば」と「書きことば」があります。
例えば、
「すみません」は書き言葉。
でも言う時には「すいません」と言うこともあります。
でも、「すいません」とは書きません。
書き言葉としては正しくないからです。
「話す」というスキルは上手になればなるほど「流暢さ」が求められてきますから、音と音がくっつくこともあるし、小さい「っ」(促音といいます)のように音がつまることもあります。
先のTくんの質問はまさにそれです。
教科書では「~ということ」と読んで習ったのに、実際聞く音とは違うということです。







仕事柄、学生のレポートを読んだり、人の感想やレビューを読んだりすることが多いのですが、どうもこの「話ことば」と「書きことば」がごっちゃになっている傾向が強まっています。
短いラインなどのメッセージなら、会話風で話ことばのほうが親近感が出ますが、レポートで「話ことば」はなんともいただけない

おまけに基本的な漢字が間違っていることが多々あります。
よくあるのが、
「特に」が「得に」となっている

変換ミスなのか?と思いきや何回も遭遇すると、もはや、国語のお勉強が足りませんね、と学生に言うしかない。
メールは書けるけどきちんとした文章が正しく書けない、という傾向は年々強くなります

先回取り上げた「読解力の低下」とも通じることだと思いますが、やはり「読む」量が圧倒的に下がってきているので、国語の力がついていないんだと思います。
これから「記述式」の試験も増えていきますし、母語である日本語を正しく書くためにも、大人になってからでもいいので、読んで書く訓練をしないと、と思いますし、私自身もいろんなアプリを駆使して「レビュー」を書いて訓練するようにしています。
「~~ってか」なんて間違っても書くような大人にならないようしたいものです。
まずは正しい文章が書けるように、みんな、もっと本を読もうよ

