日々雑感

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医学部の友人5-60

2018年12月19日 | Weblog
医学部の友人

医学部へ行った友人の会話がおもしろい。

一人は今目の前で苦しんでいる人を助けるために医者になるという。

もう一人は俺は目の前の患者を救うよりは、研究に没頭して千万人単位の人の病気を治したり、病気にかからないようなワクチンなどを開発するという。

「今目の前で苦しんで居る人を救うのが大切じゃないか。君の言うように何千万という人を病気から救うのは大切なことだが、それは理想であって生涯、研究だけで終わったら病人に対する貢献はほとんどないぜ。それより目の前の患者を救う方が充実感がありお役に立つことじゃないか」


「君の説には一理あるが、そんな医者ばかりだったら、医学の進歩は遅々たるもので、結果的には大勢の患者がくるしむことになりはしないか。医学の道といえどもお互いの方向は違うよね。」

僕だけ学部が違うので口出しはしなかった。

というのは二人の言い分はどちらも大切で片一方に賛成することは出来ない。

こうして僕はひとりぼっちにされた。それにしても医学部の奴らは考えることが違うね