日々雑感

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沖縄平和祈念像讃歌1-16

2018年06月23日 | Weblog
沖縄全戦没者追悼式

73年目の「慰霊の日」を迎えた23日、沖縄県糸満市摩文仁の平和祈念公園には、早朝から多くの遺族が訪れ、犠牲者名が刻まれた「平和の礎(いしじ)」に向かって手を合わせた。
インターネットより引用

今日は平和祈念堂では高名な作曲家・渡久地正信先生の沖縄平和祈念像讃歌も

披露されたのではなかろうか。

話は最初記念像だけでは物足りないから歌を作ろうという流れになったそうである。

その委員会の席上で、たとえばこんな祈念文ではどうだろうかと、自作の詞を

ご披露されたところ、良い作品だからこの作品にしようと衆議一決したらしい。

あくまで参考にでも成ればという気持ちから提出したことだから、

衆議一決には我ながら驚いたと、先生は話してくださった。

僕は1読してこの詞がいかにすばらしいものか感動した。

「いま皆が里に諍いを捨てん。見よ、白雲の果て 聖なる空に 沖縄の風さやかに歌う」

のフレーズには胸が熱くなった。これこそ渡久地従軍戦士の平和希求への心の叫びであると

確信した。日頃の先生との会話から先生の誠の願いが詠み込まれていると思ったからである

余談ながら、作曲は沖縄出身の在アメリカ⒉世の方がされたと聴いた。いやこれも先生の作曲に違いない。第一曲がきれいだから。先生らしい曲だから。

1970年代の作品である。 全文を書いておこう

          沖縄平和祈念像讃歌

諸人の願い 天地もなびく

いま皆が里に諍いを捨てん。

見よ、白雲の果て 聖なる空に 

沖縄の風さやかに歌う   渡久地正信著 島どう吾ん宝   より引用