日々雑感

心に浮かんだこと何でも書いていく。

花は咲く

2012年12月26日 | Weblog
花は咲く

この歌を初めて聴いたとき、心が震える思いがした。
なんと美しいメロディーだろう。なんと叙情性のある歌だろう。上品で明日への希望に溢れる、このような歌は絶えて久しく聞いたことがない。

音が飛び跳ねて、それがなんとも心地よく響いてくる。明るさや、夢、希望に満ち溢れた歌詞は、心を温める。
リズムは踊るがテンポは中庸で、誰の心の中にも飛び込んでくる。

作曲家の小林亜星氏は、歌詞から叙情性がなくなると美しいメロディーが、失われていくと言われたが、全く同感である。
美しい叙情詩情が美しいメロディーに直結する。
人の心の中にある、何かに触れるような作品は、叙情性があふれている。どんな人でも、老いも若きも、男でも女でも、普遍的なもの、それは魂が持つ叙情だろう。

この歌は無条件に僕の懐に飛び込み、やさしく明るい思いを目覚めさせてくれた。僕にとっては久々の名曲と言える。