日々雑感

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今回の選挙

2012年12月18日 | Weblog
今回の選挙

自民圧勝だ。自民がそんなに良かったのか。僕はそうは思わない。いわゆる敵失が全部自民党に流れただけだ。自民の訴えた政策が良かったとは思えない。

民主党が惨敗するのは前もって判っていた。民主の風が吹いて大勝した3年前から今日までの民主党の中味を覗いてみると、マニフエストがあっだけに 失望感もおおきい。もう一度民主党に等というセリフはどこから出てくるのか。不思議である。

小異を捨てて大同につくという旗印の下に維新の会は、太陽と一緒になったが、これは日本維新の会の足を引っ張ったように思える。主張の違う政党が、何の魅力があってくっついたのか。石原氏の力を借りると橋本氏は言うが、どんな御利益があったのか。おそらく先々この党はもとの2つに分裂するだろう。

さて自民党の政策だが、今を重視しすぎてツケを将来に残す結果には終わらないだろうか。公共事業なんて古い自民党の常套手段じゃないか。これが成功するとは思わない。そんなことよりエネルギー革命や医療介護などに目を向けた方が将来のツケがすくなくてよい。景気をよくして増収でというのは,言うはやすしだが、簡単な事では無い。次の世代をになう様な産業の芽が見つかっているか。言葉では聞くが,税収を生むまでには時間が掛かる。

自民党が主張する経済政策が、景気を心底からかさ上げするとは思えない。現状から見ると消費税も焼け石に水で税率を倍くらいにしないと財政は立ちゆかなくなる危険性をはらんでいる事を考えれば、疑問に思いつつも、自民党の政策に頼らざるを得ない。なんとも釈然としない選挙結果ではある。