日々雑感

心に浮かんだこと何でも書いていく。

君付けで呼ぶ

2012年12月03日 | Weblog

君付けで呼ぶ

娘や息子の結婚式というと我々親世代とは様変わりしている。

浪曲の世界ないけれど、妻は夫に従いて、という感覚はなく、現代は旦那さんのことを君付けで呼んでいる。
男女同権という思想には全く同感だが、人間と言うのは並列では、組織体を作れない。家庭という組織体を作ろうと思えば、何でもかんでも、男女同権を振りかざしていては、家庭と言う組織体はぐらつく。
誤解ないように言っておくが、男の分野まで入り込み、指導権を握ったり、その逆をやったりすると歯車がうまく回らない。
そしてそのまま噛み合わない歯車を回すと、家庭生活は破綻する。

近頃の離婚の原因のひとつにはこういうことも言えるのではないか。
家庭生活が破綻して、再婚して両方が救われる場合もあるが、ほとんどはそうはいかない。
しかし今の30歳たらずの人達は、そういうことを考えてみたことがあるのだろうか。
離婚率が30%から40%になる時代の人は、知恵を使わないままに、最悪のケースに突っ込んでいく気がしてならない。
結婚式に参列して、こんな「おめでたくない現実」を考える方にも問題があるかもしれないが。