日々雑感

心に浮かんだこと何でも書いていく。

黒田官兵衛

2008年05月11日 | Weblog
黒田官兵衛



黒田官兵衛については、男のロマンとして、夢中で彼の生き方を学んだ。

戦国最強の武将でありながら、二番手で秀吉に天下を取らせてからは

さっと隠居する。時に44歳。それから福岡で人生を楽しんで59歳で

世を去る。

辞世の句「思い残す言の葉なくて、我が行く道は、なるに任せて」

果たして何人の人がこういう心境になって、この世を去ることがで

きるのか。

思い残す言葉がないというほど、自分の人生をひたむきに走った人が

いったい何人いるだろうか。

思い残す事がないほど、精一杯生きた人が何人いるだろうか。

この世で十分生きたから、次の世は、仏しだいだと彼は言う。

地獄・極楽は関係ないのだ。さすが如水だと思う。戦国の明日もしれない

時代に生きた人だから、かえって腹が据わっていたのかもしれない。

できればこういう生き方をしたい。自分の人生を振り返ってみると

後悔や愚痴の山である。おなじく人として、この世に送り出されて

いながら、天と地ほどの違いの人生だ。だからいつまでも、男のロマン

として、彼に憧れを持つのだ。

ご同輩諸君。如何?。おぬしの感想を聞きたい