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関節リウマチの原因遺伝子発見…新薬開発に期待/気になるニュース

2010-04-13 01:21:59 | 病気
関節リウマチの原因遺伝子発見…新薬開発に期待(読売新聞) - goo ニュース

 関節リウマチで苦しんでいる患者さんたちにとって、福音となるニュースかも知れません。人間の身体というのは、不思議なことも起こします。僕たちが透析導入に至った原疾患の糸球体腎炎も、自分で作った免疫細胞が自分の細胞を攻撃するという点では、関節リウマチに似ている点があります。
 関節リウマチには、有効な治療法が確立しておらず、薬の強い副作用も問題となっています。
 今回の原因遺伝子の発見から、一日も早い治療薬が開発されることを望まずにはいられません。

『 関節リウマチや多発性硬化症などの原因となる“悪玉”免疫細胞を作る遺伝子を、東京医科歯科大学などのチームが突き止めた。

 この遺伝子の働きを抑えれば、関節リウマチなどの新しい治療法になると期待される。英科学誌ネイチャーに12日発表した。

 免疫細胞は通常、ウイルスなど体内に侵入した異物を探知して攻撃するが、悪玉細胞は自分自身の体も攻撃。神経細胞が傷つけば多発性硬化症、骨なら関節リウマチを引き起こす。

 同大の岡本一男助教らは、関節リウマチ患者の悪玉細胞で「IカッパーBゼータ」という遺伝子が働いているのを発見。マウスでこの遺伝子を働かないようにすると、悪玉細胞の数が通常の5分の1以下に減り、多発性硬化症を起こす薬剤を注射しても発症しなかった。

 関節リウマチは国内に約70万人、多発性硬化症は約1万2000人の患者がいる。高柳広・同大教授は「IカッパーBゼータを狙い撃ちする薬を開発できれば、副作用が少ない治療法になる」と話している。』


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