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脳脊髄液減少症治療の保険適用、次期診療報酬改定で―長妻厚労相/気になるニュース

2010-04-13 01:30:38 | 病気
脳脊髄液減少症治療の保険適用、次期診療報酬改定で―長妻厚労相(医療介護CBニュース) - goo ニュース

 患者さんたちの運動が、やっと政府を動かしたようです。脳脊髄液減少症は、まだ、専門医も少なく、病院で検査をしても、頭痛・めまいといった猩々の原因が特定されず、精神的なものやストレスと診断され、周囲の人たちからも、怠け病などと言われのない非難を受けるなど、患者さんたちの苦労は並大抵のものではありませんでした。有効な治療法とされる「ブラッドパッチ」も、保険適用がされず、患者さんたちの経済的負担も問題になっていました。
 なお、最近、中高生が運動部での活動中に頭を強打するなどして、脳脊髄液減少症に至るケースも報告されています。激しい頭痛などに対する原因が分からないことから、不登校や授業を受けるのが困難な状態に陥っている生徒さんもいるそうです。こうした生徒さんも、検査を受けて、適切な治療を受けることが出来るように指導してもらいたいです。保険適用がされる事は、当然の前提となります。
 やっと、政府が動き出しましたが、できるだけ早い保険適用が望まれているのです。また、社会に対する啓蒙活動も必要です。
 この他にも、慢性疲労症候群のような社会の誤解を受けている難病も同様の対策がとられることが是非実現してほしいものです。長妻大臣は、2年先の保険適用ということを言っていますが、それでは、遅過ぎるのではないのでしょうか。検査に関しては、早めの保険適用を言っていますが、患者の声を真摯に受け止めてほしいものです。

※脳脊髄液減少症患者は全国に30万人いると言われています。また、パッチ療法は、全額自己負担で1回20万円から40万円もかかります。

『民主党の「難病・脳脊髄液減少症を考える議員連盟」(川内博史会長)の会合が4月12日に開かれ、脳脊髄液減少症の治療方法である「ブラッドパッチ」などの保険適用を求める10万5088筆の署名を、患者団体が長妻昭厚生労働相に提出した。長妻厚労相は、ブラッドパッチの次期診療報酬改定での保険適用に前向きな姿勢を示した。また、検査を全国一律に保険適用できるよう、周知徹底する考えを表明した。

脳脊髄液減少症は、交通事故などによる強い衝撃で脳脊髄液が漏れて減少することで、頭痛や目まいなどの症状を引き起こす。ブラッドパッチは保険適用ではなく、検査も地域によっては保険適用になっていない。
厚労省では、2010年度厚生科学研究として「脳脊髄液減少症の診断・治療の確立に関する調査研究」(研究代表者=嘉山孝正・山形大医学部長)を立ち上げ、診療のガイドライン策定を目指している。

長妻厚労相はブラッドパッチの保険適用について、「診断のガイドラインをまとめていただいた上で、次回の診療報酬改定の中で検討していきたい」と述べた。また、検査が保険適用となることを全国の医療機関に周知徹底する考えを表明した。
これを受けて、同省保険局の佐藤敏信医療課長は、検査が全国一律で保険適用となるよう、週内にも課長通知を出す方針を示した。』

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