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帯状疱疹後神経痛治療剤リリカの承認取得―ファイザー/気になるニュース

2010-04-16 23:15:22 | 病気
帯状疱疹後神経痛治療剤リリカの承認取得―ファイザー(医療介護CBニュース) - goo ニュース

 透析患者など、免疫力が落ちた状態の患者は、帯状疱疹を発症しやすいと言えます。水疱瘡(水痘)に子どもの頃に感染して治癒後、原因となった水痘帯状疱疹ウイルスは、体内から完全に消滅するわけではなく、神経節内の潜伏します。その後、ウイルスに対する免疫力が低下した時に、この潜伏感染していた水痘帯状ウイルスが、再び発症したのが、帯状疱疹ということです。
 僕も、慢性腎炎の保存期の時に発症しましたが、本来は診断を受けて治療すべきだったのですが、病気の事もあり、我慢して自然治癒するのも待ってしまいました。最初は、痛みだけの症状から、肩から胸にかけて、水ぶくれが出来てきました。その間は、かなりの痛みです。
 皮膚症状と痛みが治まってそれで終わりかと思ったのですが、透析導入後、その部分を中心に痛みが続く事がありました。
 医師に話しても、帯状疱疹発症の時に、適切な治療を受けないと、帯状疱疹後神経通の症状が出ることがあるということで、その時は、直接的な治療法はないようでした。今は、何とか、おさまっていますが、その当時は寝ている時も、激しい痛みで持続する状態で、我慢の日々が続きました。

 なお、帯状疱疹の時に、治療を受けていても、10~15%が、帯状疱疹後神経痛が発症するということです。

 今回のニュースでは、この神経痛に有効な薬が使用可能になったというものです。
 
『ファイザーは4月16日、リリカカプセルについて、帯状疱疹後神経痛の効能・効果で製造販売承認を取得したと発表した。今後はエーザイと共同販促活動を行う。

リリカは、既存薬とは異なるターゲットに作用する疼痛治療薬で、過剰に興奮した神経系で各種神経伝達物質の放出を抑えることで鎮痛作用を発揮する。世界105の国と地域で承認され、国際疼痛学会など主要な学会で帯状疱疹後神経痛の第一選択薬とされている。

ファイザーによると、帯状疱疹後神経痛は難治性の痛みの1つ。帯状疱疹は、初感染の水痘治癒後、水痘・帯状疱疹ウイルスが神経節内に潜伏感染し、ウイルスに対する免疫力が低下することで発症するが、その皮膚状態が治癒した後も、焼けるような痛みや電気が走るような痛みが持続する。日本で百数十万の帯状疱疹患者のうち、10-15%に当たる十数十万人で発症するという。

米ファイザー社が開発した薬剤で、高脂血症治療薬リピトールに次ぐ大型品。昨年の全世界売上高は約3000億円だった。』


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