トッペイのみんなちがってみんないい

透析しながら考えた事、感じた事。内部障害者として、色々な障害者,マイノリティの人とお互いに情報発信したい。

透析者歩きながら考える

2012-06-01 10:29:14 | 日記
そうなんです。私たち透析患者は人工透析のお陰で生きることが出きるようになりました。平和の中でしか生きられない私たちを支える透析の技術は戦争が産み出したようなものだという矛盾を抱えながら。
人工透析は、医療費の面でも、先輩の透析患者の命をかけた運動の成果で現在は多くのメリットを受けて生きることができます。身体障害者手帳の交付も、障害者年金の受給と共に透析患者の運動の成果です。身体障害者に認定されたことで、交通費などで大きなメリットを受けています。
しかし、喉元過ぎれば何とやらで、患者会に入る透析患者は減少しています。入会を呼び掛けても、メリットが無いなどと平気でノタマワルのであります。メリットの中にドップリと浸かっているのは、どなたなのでしょうか。また、集団が個人より優先されるのが嫌だとかも。でも、透析者が会を作るのは、自分という個人の為に有効だからなのにね。ルソーやロックの社会契約論的に考えることを停止している。夏目漱石が日本人は個人主義を利己主義と取り違えて、理解しようとしないと既に言及しているのに、その後変化はあったのでしょうか。
東腎協は今年で創立40年となりますが、毎年、マル都の制度の継続を都に要望しています。その制度は条例上のものではなく、単年度の事業ですから、都が止めようと思えば、次年度から議会の承認なしに止められるものです。だから、毎年東腎協で交渉している。
今年もお陰で中止されなかったと認識している患者はどれ程いるのでしょうか。メリットは受けていないと、集団で行動させられるのは嫌だと決まり文句はまだまだ使われるのでしょうね。そう、他の障害者団体の為には熱心にボランティア活動されているのでしょうね。メリットを受けながら放棄することもなく、既得権益者と自らを攻撃する患者すら存在しますね。

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