トッペイのみんなちがってみんないい

透析しながら考えた事、感じた事。内部障害者として、色々な障害者,マイノリティの人とお互いに情報発信したい。

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繁華街、目立つ中高生=「自宅待機」徹底されず-一斉休校の生徒ら・大阪、兵庫(時事通信)など

2009-05-20 21:22:32 | 病気
繁華街、目立つ中高生=「自宅待機」徹底されず-一斉休校の生徒ら・大阪、兵庫(時事通信) - goo ニュース

感染者のほとんどが高校生という偏りの意味は――ニュースな英語(gooニュース・ニュースな英語) - goo ニュース

インフルきっかけで日本人高校生の行状が世界配信され――JAPANなニュース(gooニュース・JAPANなニュース) - goo ニュース

 たった今、地元八王子でも新型インフルエンザの発生のニュースが流れました。海外渡航歴のある女子高校生で、やはり10代でした。

 関西の中高生たちが、学校が新型インフルエンザの拡大防止から休校を決めていますが、どうも、家にいないで、外出している生徒・学生も少なくないということです。
 過度に騒ぎすぎるのも、行き過ぎは禁物ですが、他者への感染、それも慢性疾患を抱えている人に対しては重症化の恐れがあるので、事態の鎮静化が早まるためにも、どうか社会の一員として自省してもらいたいです。

 また、市民の皆さんは冷静に行動して、発症した患者さんへの攻撃や誹謗中傷の魔女狩りのような振る舞いは、絶対にやめてほしいです。

首都圏の感染拡大を想定、交通機関も準備開始(読売新聞) - goo ニュース

受診抑制を防ぐために

2009-05-20 16:28:52 | 格差社会・貧困化社会
自己負担割合引き下げ、資格証明書の停止を―日医総研(医療介護CBニュース) - goo ニュース

日本医師会総合政策研究機構(日医総研)から出された「国民皆保険制度の崩壊を止めるために-患者一部(窓口)負担割合引き下げ等の検討-」という報告者は、傾聴すべき内容を多く含んでいる。

 報告書では、公的医療保険における被保険者や患者の経済状態が悪化しており、受診抑制が起きているのではないかと懸念している。また、国民健康保険では昨年6月時点で、医療機関にかかったときに窓口でいったん全額を負担しなければならない資格証明書の交付を受けている世帯が33万9000世帯に上っていることなどを挙げている。国民健康保険料を払えない場合に、保険証を取り上げられ、資格証明書しか持っていない人が増えているのである。受診抑制は、結局は、早期治療を断念することで、病気を重症化させ、結局の国民の健康を守れす、早期治療をすることによる医療費負担の減少を妨げることになる。

 今回の新型インフルエンザ拡大における資格証明書しか持たない人に対する対応も早急にされるべきものであった。厚労省は、18日に、かかる人にも、「発熱外来」を受診した場合には、窓口負担を3割で対応するように、都道府県などに通知した。
しかし、「発熱外来」を設けていない医療機関を受診した場合は、依然として窓口でいったんは全額負担しなければならない。なお、大阪府堺市では、新型インフルエンザ拡大への対応策として、資格証明書世帯に6月末まで有効な短期保険証を発効することを決めた。小泉政権下の、福祉・医療面での国民切り捨ての経済優先の政策の影響が格差社会を招き、今、新型インフルエンザ拡大の動きにも負の遺産を露呈している。早急なセーフティネットの構築が具体的にされなくてはなるまい。今また、憲法25条の精神が生かされる政治が求められている。

気になるニュース『たむろし騒ぐ若者撃退装置』

2009-05-20 15:59:39 | 社会
 これから、気温が上昇するのつれて、若者たちが夜遅く、もしかしたら明け方近くまで外で大騒ぎをする憂鬱な季節がやってくる。おいらの家の前は、河原で、しかも河川敷に降りる階段がある。階段には、吸殻がたくさん捨ててある。これから、どこからともなく、非常識な若者の集団が現れて、たむろし、大騒ぎをする。特に、夏の花火にはうんざりだ。一般人が寝静まっている時間帯に、大騒ぎをする。ひどい場合は、人家に向けて花火を発射する。2チームに分かれて、傘を防御に、お互いに花火で戦争をやっていることもあった。たまりかねた住民が警察を呼んでも、注意して終わり。また、別の日には、他の集団が大騒ぎをする。喫煙・飲酒もありのようで、酔っ払って騒いでいる時もある。
 だいたい、コンビニで花火を売っているので、深夜でも花火が容易にできるのである。バイクでやってくる集団は、その分騒音をまき散らす。こういう若者が将来の日本にかかわってくると思うと、ぞっとする。最近では、注意した大人が襲われるというケースもあるので、たちが悪い。

 こうしたたむろし、大騒ぎを非常識な時間帯にする若者に対しては、公園や海岸近くの住民も大迷惑を被っているはずだ。

 この迷惑な連中を駆除する装置ができているそうだ。gooニュースに次のような見出しを見つけた。

<たむろ防止装置>騒ぐ若者に不快高周波 自治体初、東京・足立区が公園に設置へ
毎日新聞2009年5月19日(火)18:00

 面白い発明だと思った。若者にしか聞こえない周波数の高い音を発する装置だそうだ。不快な金属音が作動後に早ければ2から3分で若者をいたたまれなくさせるとのこと。

 蚊が飛んでいるような音がするので、モスキートという名前の装置である。いよいよ、非常識な若者を駆除する装置の登場である。本来だったら、モラルに頼るのが最善なのだが、そうした若者に使用することも仕方がない世の中になってしまったのか。しかし、最近、問題となっているカワウやカラスと同じで、その場所から追い払っても、また、別の場所で悪さをすることは防げない。

gooニュース 毎日新聞の記事はこちら

モスキート/若者たむろ防止装置(株式会社メルク

読書「ゆずり葉」

2009-05-20 10:55:41 | 読書
ゆずり葉
早瀬 憲太郎,広鰭 恵利子,全日本ろうあ連盟
汐文社

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 全日本ろうあ連盟の創立60周年記念映画「ゆずり葉」のノベライズ本です。
映画は、早瀬憲太郎監督の脚本を、広鰭(ひろはた)恵利子さんが小説化したものです。主人公の木村敬一の31年前に止まってしまった生きる希望が、未完に終わったろう運動の8ミリ映画の制作の再開、それも自分の人生を見つめ直すことで、心の救済がなされます。この敬一をはじめとした30年前の世代と、薬剤師の欠格条項の撤回を求める若い世代との、ろう者の思いの伝え合いが描かれています。30年前の世代の「生きにくさ」と、若い世代に託された先輩たちの思いの受け止め方も描かれています。手話通訳士制度、運転免許なども、先輩のろう者の運動の成果です。そうしたことを、若い世代にも伝えていきたいという思いが強く伝わります。最近は、どの団体やサークルでも、若い世代の運動への参加が少なくなっている傾向にあるようです。今あることは、たなぼた式に手に入れたものではありません。長い、困難な運動の成果であることを忘れてはいけないでしょう。

 真面目な内容だけではなく、エンターテイメントとしての要素も十分に持っている作品です。恋愛のことも、それに、「感動」の結末も、呼んでいた目がうるんできました。

 最後に、聴覚障害者に対する欠格条項に対する全国的な署名活動により、平成13年6月29日に改正された法律を挙げてみます。この改正により聴覚障害者に対して閉ざされていた門が大きく開かれました。

 医師法、歯科医師法、薬剤師法、診療放射線技師法、臨床検査技師・衛生検査技師に関する法律、視能訓練士法、技師装具士法、臨床工学技師法、救急救命士法、保険師助産師看護師法、薬物及び劇物取締法、言語聴覚士法、歯科衛生士法改正

 いずれ、僕の通っている透析クリニックにも、聴覚障害者のスタッフが来るかもしれません。ろう運動における先輩たちの思いをゆずり葉のごとく、伝えられた若い人々が。

映画『ゆずり葉』予告編