世界最古、3万5000年前のビーナス
(時事通信) 5月14日(木) 9時21分
ドイツ南西部のホーレ・フェルス洞窟(どうくつ)で発見された、3万5000年前に彫られたとみられるビーナス像(独テュービンゲン大学提供)。マンモスの牙で作られており、高さ約6センチ。大きな胸などが特徴【AFP=時事】
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原始時代のビーナス像は、これまでも色々と紹介されてきたが、今回発見されたのは、少なくとも3万5千年以上も前のもので、これまで最古のものとされていたものより5千年さかのぼるという。ふくよかというか、強調された乳房が特徴だ。やはり、豊穣を祈ったものなのだろうか。当時は、女性が今の世の中と比べて差別されるようなことはなかったのだろう。
ドイツ南西部にあるホーレ・フェルス洞窟には、4万年位前にアフリカからヨーロッパに移動してきて、ドナウ川沿いに進出した現代人の祖先が住み着いたらしい。
頭が非常に小さいのは、身体に比べて顔を重視しなかったのかなどと思ってしまう。首の所にひもを通してネックレスにしていたらしい。一体、どんな人間が身につけていたのだろうか。原始、女性は太陽であった、なんて。