トッペイのみんなちがってみんないい

透析しながら考えた事、感じた事。内部障害者として、色々な障害者,マイノリティの人とお互いに情報発信したい。

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ハートをつなごう「依存症第3弾/回復への道」

2009-05-05 21:21:07 | 病気
 先週の4月29,30日のNHK教育テレビ「ハートをつなごう」は、依存症の第3弾目で、回復がテーマだった、1日目は、熊本在住のケンさん(28)のギャンブル依存症の場合の、依存症であることの受け入れ及び治療についての内容だった。依存症は、病気であるが、自分が病気であることの自覚から回復が始まる。依存症であることを受けいれる事ができなければ、治療することもできない。
 ケンさんのギャンブル依存症が始まったのは、10年前に大学生になってからで、仕送りから教科書代まで、ギャンブルに費やしてしまった。学校は退学に至る。足りなくなった分は、サラ金で借り、総額100万円にも及んだ。結局は、この時の借金は、親が立て替えて払った。就職した後は、会社の金をギャンブルに使ってしまった。当初は借りるつもりだったのだろうが、運が悪いことに、その時は、儲けてしまったのだ。でも、ギャンブルでいつも儲かる方がおかしいのだから、会社の金の使い込みは続いた。
 息子の行為がギャンブル依存症ではないかと思い始めた両親は、いろいろと息子に病院に行くように働きかけたが、本人に、依存症との自覚がないのだからどうしようもなかった。両親は、家族にギャンブル依存症がいる人たちの集まりの家族の会に入り、情報の交換に努めた。息子に対する働きかけを続けることにより、自助グループに参加するという段階に至った。地元熊本の、菊陽病院には、アルコール外来・ギャンブル外来・摂食障害外来があるが、そこへ3ヶ月間入院して治療を受けることができた。
 回復の第1歩は、本人の依存症の自覚である。しかし、依存症は、完治する病気ではないという。治療後も、社会復帰してからもずっと、依存症の再発防止のために、病気と向き合っていかなくてはならない。2日目のテーマは、その点に関するものであった。

 2日目は、岡山に住む木多さん(33)のアルコール依存症のケースだった。高校生の時から、アルコールを飲み始めてから、依存症の道を進んだ。社会人になってから、酒のせいで、職場を転々とすることになる。3年前に、両親に連れられて病院に入院。しかし、退院してからが大変だった。世の中は、酒が安易に買える状態だ。誘惑の真っ只中を生きていかなければならない。退院後3ヶ月後に、工場の派遣工になるが、日本の社会は、酒に対する許容性の高い国である。職場の同僚には、自分がアルコール依存症であることを言えず(普通の病気と違い、アルコール依存症に対する羞恥の気持ちが強い)、同僚から飲みに誘われることも多く、こうしたストレスが溜まり、うつ状態になり、仕事のミスの連発などから退職を余儀なくされた。立ち直りのきっかけになったのは、断酒会への参加であった。また、家族の協力もあった。家族も酒をやめ、料理の調味料もアルコールが含まれているものは避けた。1年後の再就職は、職場の人に、自分がアルコール依存症であることを告知した。それを承知した会社に就職することができた。今は、周りの人間が、自分のありのままを受け入れてくれている。
 アルコール依存症は、一生、アルコールから遠ざからなければならない。飲みたい欲求を持ちながら、アルコールを一口でも飲めば、元の黙阿弥となる。本人の努力だけではなく、社会的なサポートも必要である。普通の病気と違い、「アル中」という言葉の持つ否定的な側面は、本人と社会の両方に、「恥ずかしい病気」という意識をもたらしている。依存症の再発を防ぐためにも、社会の依存症への理解が深まることが必要である。

園芸日記「アイスプラント」

2009-05-05 21:04:44 | 日記
 多肉植物が好きなおいらだが、多肉の中にも、アロエを代表として食用になるものも存在する。以前も、名前を忘れたが、ベンケイソウのような食用種を育てて食べてみたが、青臭くてまずかった。
 最近、話題になっているのが、アイスプラントだ。一部のデパートやスーパーで食材として売られていると聞いたのだが、今のところ、見つけることができない。独特の食感だそうで、もし、売られているのを見つけたら、挿し木しようと思っていた。変わった植物で、植えられた土に食塩水をかければ、アイスプラントの味が塩味になるという。今日は、種苗店で、種子を見つけた。ツルナ科の多肉として墦種すればよいのだろう。ただし、発芽率は悪いらしい。
 今度、種苗店に行ったら、ケナフの種子と一緒に買って蒔いてみよう。

園芸日記-今年はケナフを育ててみよう

2009-05-05 21:03:56 | 日記
ケナフの絵本 (そだててあそぼう)

農山漁村文化協会

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 このシリーズの絵本は、野菜・果物・花ものといった植物を育てながら、その植物をめぐる歴史や文化に触れることができる。

 ケナフの本を読んでみた。アオイ科フヨウ属の1年生または2年生植物で、一時期環境にやさしい植物と話題になった。
 紙の原料になることから、森林の伐採を少なくすることができる、他の植物と比べて二酸化炭素を多く吸収するので地球温暖化の防止に役立つなどの効用のほかに、水の浄化、食用化などその有用性が注目された。

 今日、園芸店で種子が売られているのを発見。今回は、鉢植えで、コンパクトに作ってみようと思う。この絵本によれば、路地上では、今頃が関東では播き時だ。しかし、鉢植えの場合は、気温が下がったころには、室内に入れることで、かなり播き時が柔軟になる。路地植えのものを、9~10月に水挿しをして発根させることができる。もちろん、鉢の土に挿し木することもできる。この場合は、鉢植えを部屋の中で越冬させれば翌年の3月頃に花が咲くという。

 路地上だと、1年に4メートルになるというが、鉢植えなら、1メートルくらいにコンパクトになりそうだ。若い葉は、食用になる。

 なお、この絵本では、ケナフから紙や繊維をとる方法も載っている。